━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2007/07/30(第195号)━━
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■□ 【実践!社長の財務】
■□ 財務アプローチで儲かる会社を作る
■□
http://www.tm-tax.com/mm-k.htm 購読者数 5,548名
■■
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おはようございます。
税理士の北岡修一です。
今年の税制改正の目玉である「
減価償却」関連の
通達が7月6日に
国税庁から公表されています。
資本的支出の取り扱いなどが、やっかいですが、企業で
固定資産管理
などをされている方は、是非ご確認いただくと良いと思います。
それにしても、
減価償却計算は複雑になってきましたから、とても
手書きでの管理やExcelでの管理では難しくなってきたと思い
ます。
資産がそれ程多い会社でなくても、やはり
固定資産管理や
減価償却計算
の専用ソフトを導入した方がいいと思いますね。
当社の関連会社などでもご紹介していますので、参考にしてみて
ください。
→
http://www.quick-a.co.jp/
ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう!
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■□ まずは、余分な科目をなくすこと
■■
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●
試算表を良くしていくには、
貸借対照表(B/S)、
損益計算書(P/L)
両方からのアプローチがあると思います。
短期的にはP/Lを良くしていく、長期的にはB/Sを良くしていく、
ことになります。
ただ、P/Lでの改善の結果は、必ずB/Sに反映してきますから、
最終的にはB/Sを良くしていく、ことに注力していくことが重要
です。
●いろいろな会社のB/Sを見ていて思うことは、「余分な科目が多い!」
ということですね。
そう言うと、
会計処理上、必要だから使っているのであって、決して
余分な科目ではないと、言われるかも知れません。
たとえば仮払金や立替金、貸付金や未収入金など、
会計処理上、使わ
なくてはいけないので、しょうがないでしょう、という話です。
確かにそれはそうですね。
ただ余分な科目をなくす、というのは
会計処理上の話ではなく、
その原因となる行為自体をなくす、あるいは一時的に発生しても
すぐに解消する、そういうことをやって欲しい、ということなの
です。
●B/Sの本来の科目というのは、非常に少ないものです。
現金預金、
売掛金、(あれば
受取手形)、
棚卸資産、
固定資産
資産で言えば、上記のような科目が本業での本来の科目です。
それ以外は、言ってみれば余分な活動により発生してきている
科目ではないでしょうか?
まずは、余分な行為をなくし、本来の科目に近づけていく、
これをやろうと、決めることが
試算表を良くしていくスタートだと
思います。
仮払金は、なるべく出さない、出しても期日まで、できれば月末
までには消す。立替金は基本的にはしない、した場合にはすぐに
精算してもらう、特に月末には残さない。
貸付金は、金融業や
福利厚生用でなければ基本的にはしない。
当然、保証など目に見えない
債務などもしないことです。
こういうことを原則で決めておけば、取引先からの申込みに安易に
貸してしまうこともなくなるでしょう。
貸付金がなくなれば、当然未収
利息や、
貸倒引当金などもなくなって
きます。
●各社いろいろな要因があると思いますが、まずは「余分な科目は
なくす」という方針を立て、その上でどのようにそれが実現できる
のかを考えていって欲しいですね。
余分な科目のないシンプルなB/Sは、本当に美しいですよ。
そうしようという意識が会社の無駄を省いていきます。
同時にそうすることにより、資金繰りも良くなってきます。
余分な科目の金額が、
現金預金に流れ込んでくるわけですから。
だからこそ、これがまず、
試算表を良くする第1歩の施策である
わけです。
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■書籍『セカンドライフの儲け方』
CD-ROM付き の紹介
──────────────────────────────────
私の友人の田渕裕哉氏が、このたび2冊目の本を出版します。
今、話題の「セカンドライフ」ビジネスの仕組みとアイデアを公開
している非常に内容のある素晴らしい本です。
このメルマガを読んでいる皆様に購入していただいた場合は、
プレゼントを用意してくれているそうです。
「セカンドライフ」・・・皆さんは知っていますか?
私はこの本を読むまで知らなかったのですが、こんな世界もあるので
すね。ビックリしました。知らないところで第2の世界ができている
なんて...知らないというのは恐ろしいことですね。
ということで、よろしかったら覗いてみてください。
●『セカンドライフの儲け方』
CD-ROM付き
永島蓮汰郎・田渕裕哉 著
あさ出版 1,600円 + 税
★詳細はコチラ ⇒
http://www.siawaseowner.com/slamazonkyanpen/
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■よろしかったら、このメルマガ、友人、お知り合いの方にご紹介ください。
下記2行コピーしてお使いください。
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■当社&本メルマガのミッション
●『真の
会計』を追求することにより、中小企業の成長・発展に貢献する
◆「
会計を良くすると、会社が良くなる!」
◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」
◆「税金を払わないと、内部留保が貯まらない!」
※これらのことを、中小企業社長に氣づいてもらい、より多くの中小企業
が、「強い会社」・「儲かる会社」・「継続する会社」になるために、
財務・
会計を中心に誠心誠意支援していく。
※是非、当社のHPもご覧ください。→
http://www.tm-tax.com/
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◆本メルマガへの意見、質問、感想、ご相談など→
kitaoka@tmcg.co.jp
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【 発行 】東京メトロポリタン
税理士法人 http://www.tm-tax.com/
【 編集 】
税理士 北岡修一
kitaoka@tmcg.co.jp
【 住所 】東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4F
【 TEL 】03-3345-8991 【 FAX 】03-3345-8992
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このメールマガジンは、『まぐまぐ』を利用して発行しています。
(
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<編集後記>
参院選、自民党の歴史的惨敗でしたね。
社会保険の問題もそうですが、事務所
経費の架空計上などお金の
問題をクリアにしない体質は、本当に許せるものではないですね。
このメルマガ読んで欲しいくらいです。
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国税庁から公表されています。
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●試算表を良くしていくには、貸借対照表(B/S)、損益計算書(P/L)
両方からのアプローチがあると思います。
短期的にはP/Lを良くしていく、長期的にはB/Sを良くしていく、
ことになります。
ただ、P/Lでの改善の結果は、必ずB/Sに反映してきますから、
最終的にはB/Sを良くしていく、ことに注力していくことが重要
です。
●いろいろな会社のB/Sを見ていて思うことは、「余分な科目が多い!」
ということですね。
そう言うと、会計処理上、必要だから使っているのであって、決して
余分な科目ではないと、言われるかも知れません。
たとえば仮払金や立替金、貸付金や未収入金など、会計処理上、使わ
なくてはいけないので、しょうがないでしょう、という話です。
確かにそれはそうですね。
ただ余分な科目をなくす、というのは会計処理上の話ではなく、
その原因となる行為自体をなくす、あるいは一時的に発生しても
すぐに解消する、そういうことをやって欲しい、ということなの
です。
●B/Sの本来の科目というのは、非常に少ないものです。
現金預金、売掛金、(あれば受取手形)、棚卸資産、
固定資産
資産で言えば、上記のような科目が本業での本来の科目です。
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科目ではないでしょうか?
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当然、保証など目に見えない債務などもしないことです。
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貸してしまうこともなくなるでしょう。
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わけです。
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永島蓮汰郎・田渕裕哉 著
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問題をクリアにしない体質は、本当に許せるものではないですね。
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