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コラムの泉

人活経営でパワーは倍増できる<仕事と家庭の両立、カミテ編>

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         シリーズ「人活経営でパワーは倍増できる!」

  <第211回>[(第17話)地方発、仕事と家庭の両立できる会社、カミテ!]

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今話題の「会社を救うコンピテンシー」とは何かとコンピテンシーの導入の必要
性について、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは、「人活経営でパワ
ーは倍増できる!」と題して様々な角度から鋭く分析した良質の記事を紹介して
いきます。きっとお役に立てると思います。中小企業の経営者の方、管理者の方、
人事担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思います。

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今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】メルマガ本論「地方発、仕事と家庭の両立できる会社、カミテ!」
1.カミテとは?
2.社員と会社双方の幸福の追求!
3.徹底した「多能工」の育成!
4.現場を非定員制で回す!
5.経営者次第で「ファミリー・フレンドリー」企業になれる!
【3】今日のポイント
【4】編集後記

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人で余りの時代から人手不足の時代に突入しています。

2007年問題もささやかれ、団塊の世代が大量に退職を迎えることになり、マニュ
アルや手順書には落としきれない技術やノウハウが消滅するため、雇用延長の法
整備もあいまって大企業などでは団塊の世代のつなぎ止めに躍起となり、あわて
て若手の大量採用に踏み切っているところも多くあります。技術・ノウハウの継
承を考えてのものですがはたして。

そんな中、地方の中小企業「株式会社カミテ」では会社と家庭を両立できるさま
ざまな施策で先端をいっているので紹介することにしました。


【1】心に刻んでおきたい言葉

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社員と会社の双方の発展、幸福を追求し、明るく楽しい職場づくりを目指す。

       カミテ経営理念

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【2】メルマガ本論

[(第17話)地方発、仕事と家庭の両立できる会社、カミテ!]

1.カミテとは?

秋田県鹿角郡小坂町にある金型およびプレス部品を製造している会社です。

資本金4,000万円、社員30名の典型的な中小企業です。

顧客企業に高い技術力が認められ、ソニーを始め、オリンパスやキヤノンなどの
関連会社が名を連ねています。

当社は、平成13年10月、「ファミリー・フレンドリー企業」として厚生労働
省から表彰を受けています。

育児休業制度、介護休業制度とも、法律を上回る制度を確立し、また工場敷地内
に託児所を設置して保育士2名を常駐させ、働く女性が会社と家庭を両立できる
ようにしています。


2.社員と会社双方の幸福の追求!

上手康弘社長が掲げている経営理念を紹介しましょう。

一、少数精鋭主義により、お客様の成長発展に貢献することを第一とする。
一、社員と会社の双方の発展、幸福を追求し、明るく楽しい職場づくりを目指す。
一、堅実と誠意を持って、地域社会の発展のために貢献することを心がける。

中小企業とは思えないほど立派な経営理念を掲げ、しかも実践していることに対
して敬意を払わずにはいられません。

社員を機械の歯車のように考え、要らなくなればリストラ。そしてリストラする
ことをマスコミや株主までが有効な経営手段と評価するきらいのある時代です。

社員を大事にする会社だからこそ、顧客の信頼を得て発展成長し続けているので
す。


3.徹底した「多能工」の育成!

経営理念の中に「少数精鋭主義」というキーワードが登場します。

中小企業はピーク時を想定して人員を抱えることはできません。

育児休暇介護休暇を取る人がいる中で、いかにして少数精鋭を実現するのでし
ょうか。そのカギは徹底した「多能工」の育成にあります。

総務、経理などの事務部門の人も現場の作業のエキスパートに育成しているので
す。事務の仕事を明日に延ばしても何とかなりますが顧客への納期は延ばせませ
ん。いつでも誰でも現場の仕事を肩代わりできるのです。

「多能工」として現場作業のエキスパートになった事務部門の人たちも現場のこ
とに精通し、現場で働く人たちの気持ちもよく理解できるでしょう。正に「ファ
ミリー・フレンドリー」を地でいっているのです。


4.現場を非定員制で回す!

「少数精鋭」のもう一つのカギは「非定員制」です。

金型、プレス、検査、梱包・出荷などたくさんの仕事がありますが、どの仕事の
量も山あり谷ありで一定していません。しかし、余裕のある人が直ぐに忙しい職
場に回って支援し、一気にこなしてしまいます。

カミテには「それは私の担当外」などと言う人は一人もいないのです。


5.経営者次第で「ファミリー・フレンドリー」企業になれる!

ファミリー・フレンドリー企業とは、仕事と育児・介護とが両立できるようなさ
まざまな制度を持ち、多様でかつ柔軟な働き方を労働者が選択できるような取り
組みを行う企業のことです。

せっかく縁があって社員になってもらった人が結婚、育児、介護などのために退
社してしまうのは会社にとっても大きなマイナスです。

ならば働き続けもらえる制度を作ろうという考えを持てるかどうかは経営者次第
です。社員を雇用してやっているのではなく、働いてもらっているという考えな
のです。上手社長の磨き抜かれた人格コンピテンシーの高さということになりま
す。

結果としてもっとも大切な経営資源である人財の有効活用で、社員と会社の双方
が幸せになれるのです。

退社、採用ばかりを繰り返している企業が実際多いことは周知の通りです。採用
費用、教育・訓練費用、そして何よりも顧客から見て猫の目のように替わる担当
者。これでは顧客の不信を買ってしまうでしょう。

カミテでは育児休業制度、介護休業制度を活用した人の復職率は100%です。また
家族が戻ってくることを楽しみにしているかのように、その間「多能工」の人た
ちがカバーしあうのです。

カミテの取り組みはNHKの報道番組でも紹介され、新聞の記事にも何度も紹介
されました。「地方発、仕事と家庭の両立できる会社、カミテ」のような企業が
たくさんあってほしいものです。

(今回の参考文献:NHK報道番組、北鹿新聞、他)


【3】今日のまとめ

1.社員と会社の双方の発展、幸福の追求なくしては、企業は存続できないこと。

2.社員は家族・友達(ファミリー・フレンド)。だからまた復職してもらいた
  いという経営者の思いが、会社と仕事の両立可能な雇用形態を確立できるこ
  と。

3.「少数精鋭」、「非定員制」は、「多能工」の育成がカギを握っていること。
  そして緊急の仕事が入ってもきちんと対応できる体制が築けること。

コンピテンシーの導入について支援します。ご相談はこちらへ
⇒ 3223898301@jcom.home.ne.jp


【4】編集後記

大企業でも制度としてはいろいろ充実したものが発表されています。しかし、社
員が実際制度をどの程度活用しているかといえば活用率は極めて少ないのが実情
です。

特に男子社員の制度活用率はほとんどゼロに近いようです。

制度を作るだけではなく、活用しやすい環境の設定が重要になるわけです。「仏
作って魂入れず」では意味をなしませんから。

=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=



次回に続く


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発行責任者:さいたま市中央区上落合8丁目1-20-304
        彩愛コンサルピア代表 下山明央
この記事に関するご感想、ご意見はこちらから 3223898301@jcom.home.ne.jp
彩愛コンサルピアのHPは、
こちらから http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/

(協)さいたま総合研究所のHPはこちらから http://www.ss-net.com

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