2009年11月20日号 (no. 412)
バックナンバーはこちら
(
http://www.soumunomori.com/profile/uid-20903/)
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
---3分労働ぷちコラム---
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
本日のテーマ【法定休日を定める利点と欠点】
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■法定休日の曜日を指定しようか、、、。
ご存知のように、法定休日とは、1週1日の休日のことですね(変形休日制を除く)。つまり、1週間に1日の休日は取って下さいという意味です。
ただ、1週間に1日の休日といっても、どの曜日に法定休日を設定するかという点までは指定がありません。
「日曜日を法定休日にしなければいけない」わけではないですし、「土曜日でないと!」とか、「いや水曜日だ」ということもありません。
「法定休日は日曜日でしょう?」と思っている方も多いようですが、法定休日の曜日は客観的に決まっていないのです。そのため、会社ごとに法定休日の曜日は違います。
さらには、法定休日の曜日を定めないのもアリなのですね。「今週は日曜日が法定休日だけれども、来週は金曜日が法定休日だ」なんてことも可能です。
そこで、「じゃあ、あえて法定休日の曜日を決める利点というのはあるの?」とか、「法定休日の曜日を決めていないと何か困るの?」と疑問を抱く人もいるかもしれませんよね。
■あえて言う程の利点は無いし、あえて言う程の欠点も無い。
結論から言えば、法定休日を定めることには特に利点も無いし、欠点もないです。
1週間に1日の休日があればそれが法定休日になりますから、どの曜日に法定休日が来ようとも支障は無いのです。
ただ、あえて言うならば、法定休日を定めておけば、もし休日勤務をしたときに、「法定休日勤務」なのか、それとも「法定外休日勤務」なのかが分かりやすいということでしょうか。
労働基準法の休日勤務は、法定休日勤務を意味しますので、法定休日の曜日が特定されていると、休日勤務なのかどうかが判断しやすくなります。
一方、法定休日を定めないならば、法定休日を変動させることができますね。
例えば、土日が休みの会社で、休日勤務をするとなると、土曜に勤務して日曜休む、もしくは、土曜に休んで日曜に勤務するスケジュールになると、休日勤務にならないのですね。つまり、土曜と日曜で法定休日を動かすことができますので、休日勤務を避けることが可能です。
もし、法定休日を日曜に固定していると、土曜に休んで日曜に勤務すると法定休日勤務になります。
あえて書くと上記のような内容ですが、利点と言える程の利点はないですし、欠点と言えるほどの欠点もないですよね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
メールマガジン【本では読めない労務管理の"ミソ"】のご紹介
内容の一例・・・
『定額残業代で残業代は減らせるのか』
『15分未満の勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=法定休日と思い込んではいけない』
『半日有給休暇と半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は賃金or贈り物?』
『ケータイは仕事道具か遊び道具か』
など、その他盛りだくさんのテーマでお送りしています。
本に書いていそうなんだけど、書いていない。
そんな内容が満載。
【本では読めない労務管理の"ミソ"】
▽ ▽ <登録はこちら> ▽ ▽
http://www.growthwk.com/entry/2008/05/26/125405?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
※配信サンプルもあります。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、時間外勤務や休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や出勤簿で勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
▽ ▽ < Clockperiodの利用はこちら > ▽ ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod20160308HT
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃Copyright(c) 社会保険労務士 山口正博事務所 All rights reserved
┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃
┃
┃■山口社会保険労務士事務所
┃
http://www.growthwk.com?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
┃
┃■ブログ
┃
http://blog.ymsro.com/?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━