相談の広場
会社内で、よく有給を使い休む人(甲さん)と、ほとんど有給を使わずにいる人(乙さん)といます。
甲さんが有給を使うのは、労働者の権利として当然ですが、有給を使う日数が多いため、他の社員から不公平じゃない?という雰囲気になっています。
会社側としても、このような状況を変えたいと思いいろいろと考えました。
みんなが平等に有給を使えるように(休めるように)、有給の計画的付与や特別休暇・バースデー休暇などを考えて、経営者側(社長)に提案しました。しかし経営者は、社員が平等に休める環境を作りたいのではなく、出来るだけやすませたくない環境にしたいみたいなんです。。。(話しを聞いている感じでは)
甲さんの直属の上司は、会社の状況を見た上で休むことを承諾しているんですが、経営者側は、納得していないんです。
良い案は、ありませんでしょうか?
経営者の理解を得られるような考えや、得策はありませんでしょうか?
みなさん、教えてくださいm(_ _)m
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損益計算書を開示し、給料制度を見直し、労働生産性に連動して平均給料が変動するような仕組み(表向きの宣言としてでもよい。実際は世間相場も意識せざるを得ない)にし、形だけでも目標計画管理(あまり細かくやるとめんどくさい)を導入し、基本給を業績に合わせて上下させ、「賃金とは何か」の教育(労働分配率を超えて給料を払い続ければ会社はつぶれる)を重ねる。社長さんにも「時間だけが仕事ではないこと」に気付いてもらう必要が有るでしょう。その中で辞めていく者もでるでしょうが、それはしょうがありません。注目するところが休日ではなく業績になってほしいので、経営者も従業員もそこに気持ちを誘導するのが親切な対応だと思います。
返信に迷いました。
得策というものが思い浮かばないならです。
でも、てっぺいさんの悩みには共感するところがあり、多少の応援にでもなればと・・・
経営者の意識だけでなく、「不公平じゃない?」という疑問から一歩進んで、自分たちの工夫で休暇が取れる会社にしていこうというように社員の意識も変わっていく必要があるような気がします。
生産性向上を目的とした業務改革を目指し、その指標の一つとして有給休暇取得率向上を組み込んでいくというような、大きな取り組みも一つの選択肢かと思います。
育児休業取得者が出たことによって、その部署の生産性が向上したというような話を聞くこともあります。
とはいえ簡単なことではないですね。
柴田昌治さんの「なぜ会社は変われないのか」などの一連の著作を読むと少しは勇気が出てくるかもしれません。
ちなみに、法制化されるかどうか定かではありませんが、労働時間法制の議論の中で、有給休暇に関しては以下のような検討がされています。
〔使用者による時季指定〕 ○ 使用者は、年次有給休暇のうち一定日数については、労働者に対し、あらかじめ時季を聴いた上で休暇を付与しなければならないとすることが必要ではないか。
〔時間単位の年次有給休暇〕 ○ 子供の看護等突発的な事由で年次有給休暇を活用することができるよう、労使協定により、年次有給休暇制度本来の目的に沿った利用を阻害しない限度で、時間単位の取得を可能とすることが必要ではないか。
〔退職時年休手当清算〕 ○ 使用者は、退職時に未消化の年次有給休暇がある場合に、何らかの手当を支払わなければならないとすることが考えられないか。
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