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労務管理

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正社員の定義とは?

著者 canna さん

最終更新日:2013年03月12日 19:03

友人がパートタイムで働くことになった会社の条件を聞いて、そもそも正社員とパートタイマーの違いについて疑問になったのでお尋ねします

友人のパートタイマーとしての条件は
時間:9時~18時
勤務:週5日
給与:時間給
契約期間:定め無し

正社員も同様に提示は9時~18時で週5日勤務
違うのは月給という給与体系

パートタイムでも仕事が終わらなければ月末月初には残業が発生するとのことですし、
正社員の方たちも残業が当然発生し、時間的な制約では深夜残業もあるということです

残業時間と給与体系だけの違いで職務内容は変わらないようです
給与にしても同じ時間働いたときにそれほど差がないのなら
責任の軽いパートタイマーの方が楽かとも思いますが、
そうなると正社員とは責任の重さが違うだけなのかなと考えてしまいます

いかがなものでしょうか?

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Re: 正社員の定義とは?

著者tamotsu7458さん

2013年03月12日 22:33

私の経験上での見解になりますが・・・

パートタイム労働者の定義としては、
「週の所定労働時間が、正社員より少ない労働者」ということなのですが、

印象としては、

●正社員が月給で、パートタイムが時給
社会保険等の法定福利がない
福利厚生の適用外
●正社員と比べて、負わされる責任が少ない

・・・等々あるのですが、昨今はこの考えは改められています。

労働法では、正社員と同じ職務内容・時間・仕組み・そして契約期間の定めがない場合は、
パートタイマーを、全ての待遇で差別してはいけないとされています。

実際、正社員だから月給で、パートタイマーだから時間給でなければいけないという
決まりは、存在しません。
月給のパートタイマーでも、時間給正社員でもよいのです。

社会保険も、正社員のおおむね3/4の労働時間を満たしていれば、加入させなければ
いけませんし、雇用保険も、週の労働時間が20時間以上で加入対象です。

なので、待遇としては正社員と同等の職務をしていれば、正社員と同じ待遇で
なければいけないのですが、現実は違っていたりします。

私見ですが、大きな違いを挙げるとするなら、「世間の評価の違い」ではないでしょうか。

現実問題として、パートタイマーではローンを組んだりできませんよね。
重責を負うことができるかどうかということなのではないでしょうか。

パートタイマーを雇用する側からすれば、社員と同等の仕事内容をさせながら、
1個人に掛かる会社の経費は、パートタイマーの方が安くすむし、
正社員への会社の責任よりも、パートタイマーへの責任の方がずっと軽い。

などと考えているのではないでしょうか。
駄文失礼致しました。

Re: 正社員の定義とは?

著者cannaさん

2013年03月12日 23:16

tamotsu7458 さま

ご意見ありがとうございました

確かに社会保険等は加入しているようですので、
さてそこで拘束時間も仕事内容も責任も変わらないとなれば、何のための正社員かと感じてしまう話しでした

最近はあからさまに法に触れるようなことはしないブラック企業が増えていると聞きます
友人の話しを聞きながらどうも釈然としない思いだけが残りました

コメント感謝します

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