労働基準監督署の是正勧告について

dasuika さん　　お疲れさんです

運送業界の労務管理、これには一番、労基署も目を光らせます。
特に、運転時間、休憩時間、搬送距離なども関係してきます。

要点は　ご専門社労士にご相談が賢明なんですが、一番怖いのは運転中に事故です。
特に、過度の運転時間等での重大な事故損害が生じますと会社としての責任、特にトップ社長を含め役員等に刑事事件として罰則が科せられます。
運転者に対しての労災問題等でも課せられるケースがあります。
ここでは、運送業界の団体等でも研修会など行っていると思います。

名古屋市の社会保険労務士・行政書士　藤澤労務行政事務所Ｈｐ
是正勧告の法的意味
http://www.fujisawa-office.com/zesei2.html

福岡で、元労働基準監督官の社労士として業務を行っております。


アナログのチャート紙の際には、抜き取りがありましたが、
その場合、走行の山が合わずに発覚するケースが多々ありました。
現在のデジタコの場合、修正時刻が残るうえ、前にさかのぼって数字の辻褄を
併せる必要があるため、発覚しやすくなります。
メーカー側も、改ざん防止の義務があるので、
そんなに辻褄を合わせられないようになっています。

日報や運行表、点呼記録簿も確認する資料ですから、
これらを併せてみると、ぼろが出てしまう恐れが高いです。

ただし、それを見ることができる監督官が来るかどうかによりますが、
以前指摘を受けていたならば、異動がなければ同じ担当が確認しますので、
発覚の恐れ大です。

勧告が直されぬまま虚偽の報告を提出していることが発覚した場合、
事故がなくても確実に送検されてしまいます。

当然、運輸支局にも通報が行き、
車両停止の最大は確実で、場合によっては免許取り消しの可能性もあります。

事業の根幹を揺るがすものになりかねませんので、
あまりなめてかからないほうがいい旨伝えたほうがよいでしょう。
その状況で事故が起きた場合には、経営者は逮捕・起訴は免れません。

それでも変えようとしない場合には、仕事を失う覚悟もしておいたほうがいいでしょう。


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　福岡で元労働基準監督官が行うコンサルタント事務所

　　原　労務安全衛生管理コンサルタント事務所

　　　　労務安全衛生アドバイザー　原　　論（さとし）
　　　　　　　　　（社会保険労務士）

　　　　　http://www.roumuanzeneisei.jp
　　　　　http://acchandd.blog.bbiq.jp（ブログ）

　※以前　acchanpapa　の名前で書き込みしていました。

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労働基準監督署はデジタコ記録の一覧表しか調査せず是正されているかどうかを
判断しますが、最近は労働基準監督署から運輸局へ通報するケースが多く、
必ずと言っていいほど2～3か月後に監査が来ます。
その時に虚偽の報告が発覚すると営業停止等の重たい処分になりますので、
ここはいい機会だと思って、法令に違反しないよう一度確実に是正したほうが
良いと思われます。

経営者にも意外に知られてない規定ですが、
労基署には、労働基準法違反の案件の
調査や取り締まりに関しては、
警察と同等レベルの権限を与えられています
（労基法102条）。

悪質なケースにはズバッと刑事手続（つまり
犯罪行為をしたのと同じ扱い）を取られることに
なります。

かなり失礼な言い方ですが、
貴社の社長さん、おそらく
一度か刑事罰を受けることでもしないと
労基法軽視の態度を改めないのでは
ないでしょうかね…。

akijinさん、ありがとうございます。
運転中の事故、本当に怖いです。特に人身事故は怖いです。
それは社長もわかってるようです。
やっぱり社労士さんですよね・・・

原さん　ありがとうございます。

仕事を失う覚悟ですか・・・それって、私たち従業員もですよね・・・

経営者が逮捕、起訴されてしまうと、荷主さんからの信用もなくなり、
たちまち経営が成り立たなくなりますよね。

労基も運輸支局もきっと「詐称している可能性もある」という予想もしてチェックをされるでしょうし、そう簡単にだませるようなら、みんなそうしますよね。

もう一度、社長を説得したいと思います。

労災の鬼さんありがとうございます。

労基はスルーできるかもしれないけれど、運輸局はダメということですね・・・
そりゃそうですよね。
運輸局もそんな業者を野放しにはしないですよね。

もう一度、社長を説得してみます。

ナンモサさんありがとうございます。

労基法１０２条、私も調べて見つけて驚いて社長に説明したんです。
でも社長は「バレなければ大丈夫」と言っていて・・・

管理能力がない社長といえばそれまでなんですよね。

とりあえず、私自身はその偽装工作には一切手を貸さないで、根気強く社長を説得してみます。