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コラムの泉

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次の給与体系3

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成長し続ける企業に!サービス業専門社労士日記(第946回)

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おはようございます。

メルマガ発行者のこまつじゅんいちです。

このメルマガは
サービス業特に飲食店経営者及び店長
売上が上がらないとお悩みの経営者
労務管理の難しさを感じている人事担当者
同業の社労士さん

へ向けてこまつが自由に書きたいこと書いているメルマガです。

テーマは
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小松潤一社会保険労務士事務所
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目次
■はじめに
■次の給与体系3
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■はじめに

働き方が大きく変わってきました。

そもそも会社自体も長く続く不景気により
あまり業績が上がらず

一人だけが頑張ったところで結果が大きく変わることはありません。

そして若い方を中心に

「そんなに働いて何になるんだ??」

という感覚を持っている方が多く出てきて

会社が従業員を評価することが難しくなってきているのです。

今日はそんな話

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■次の給与体系3


多くの経営者がこう考えているはずです。


「もっと従業員に働いてもらって給与も多く渡したい!!」

経営者は早朝だろうが夜中だろうが1日中働きます。

他の従業員には
「また社長は遊んでいる・・・・」
と思われても
夜は付き合いでお酒を飲みに行き(結局仕事で飲んでいるのに)

そうです。

朝から晩まで寝ている間以外すべて仕事をしているのです。


そして高い報酬を取るのでしょうが

自分の会社で働いている従業員にも頑張って結果を出してもらって
給与を多く取ってほしいと真剣に本気で考えているのです。


そして給与人事制度を作る場合になった時にまずオーダーされるのが


「頑張っている従業員に多くの報酬を払えるようにしたい!!」

そしてこのような制度を作るのですが
従業員の誰一人として高い報酬を取る方が出てきません。


せっかく作った制度なのにその制度を利用して
高い報酬を取れる方いないのです。

これにより結果を出せない従業員は逆に給与が下がってしまい

単なる賃金下げの給与体系となってしまい
どんどんやる気がなくなってくるのです。


そりゃーそうです。

高い報酬なんて望んでいないのです。

仕事もそこそこに友達や家族との時間を大事にしたいという
従業員がたくさんいるのに
家族や友達との時間を放棄しなければ給与が上がらないのですから


そして会社の給与の払い方の考えが合わなくなってきて
退職していくのです。



これに気がついた多くの経営者が

2つの人事制度を導入し始めました。

1つは
ゆったりと働く代わりに給与があまり上がらない制度

もうひとつは
バンバン働いてもらって場合によっては給与は50万円とか100万円とかに
なる制度



この制度を従業員に選ばせるのです


従業員が自ら選んだんですからうまくいくはずです。


ここまでは昨日のメルマガの話ですが

やり方を間違うとおかしな方向に行きます。


飲食店で2つの制度を導入しました。

週休2日制労働時間も短く抑えた勤務
給与もその分安い




休みは週に1日
だけど給与額は高い


当初
「飲食店で独立したいからバンバン働ける制度が良い」

と言っていた従業員がいたとして
経営者もその言葉を信じてどんどん働かせるのですが
独立できるような勉強をまったくしないのです。

飲食店経営に必要な数字の勉強を全くせず

経営者
「おいおいやる気がないなら週休2日制でやってくれよ」
と思うことが結構あるのです。


従業員に選ばせるにしても
ほんとうに独立したいのかを見極める必要があって

2つだけの制度ではまかなえないことが出てきたのです。


そして3つの制度を導入しました。


1つは完全週休2日制

2つは少し労働時間が長くて給与も少し多い

3つ目は会社が出した試験に合格した方だけがなれる
労働時間も長く、給与も独立するために勉強をがっつり

3つの制度を作って
選んでもらう制度を作ってやっと落ち着きました。


3つ目の制度を選ぶ人は
飲食店では余り少ないです。

独立したい!!!って人のために制度なのに
本当に独立したいと言う人は少なく
またそのための準備をしている人はさらに少ないのです。


3つの制度を作ってみるのも良いと思います。

これだけ個人が尊重される時代なんですから






おしまい

よかったら感想をください
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小松潤一社会保険労務士事務所
小松潤一
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