2009年5月19日号 (no. 227)
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■3分労働ぷちコラム
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本日テーマ【1分単位で勤務時間を管理するときのバリエーション】
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■すべてを1分管理にする必要は無い。
現状では、30分単位や15分単位で勤務時間を管理している会社が大部分です。
端数の処理も、15分単位の管理だと、5分や10分は切り捨てで計算されているでしょう。
ただ、一定のロットで時間を管理してしまうと、どうしても現実との誤差が生じますよね。
上記の端数計算では、5分や10分は切り捨てられるのですから、厳密には事実とは異なるわけです。
ちょっとした「勤務時間の踏み倒し」が起こるんですね。
そこで、勤務時間の管理を1分単位で実施しようという動きが出てきます。
現在では、1分単位の管理は義務ではないのですが、自主的に実施する企業もあります。
■どこから1分管理にするかを決める。
ただ、1分単位で時間を管理するとしても、会社によっては、すぐに全ての勤務時間を1分単位に切り替えるのは負担かもしれませんね。
そこで、どの部分から1分管理を実施するかを決めてみるのも有効な手段です。
例えば、
「所定外の労働時間(時間外勤務)だけに限定して1分管理を実施する」のもアリです。
時間外勤務をtightに管理することを目的としている職場ならば、使える方法ではないかと思います。
他にも、
「休日勤務だけを1分管理にする」とか、「深夜勤務だけを1分管理にする」というのも選択肢として検討できるのではないでしょうか。
さらには、「休日勤務の時間外部分だけを1分管理にする」というのもありそうです。
もちろん、所定内の勤務時間を1分管理にすることもできます。
勤務時間の1分管理といっても、選択肢が1つとは限られておらず、いくつかあるということは知っておきたいところです。
すべての時間管理を直ちに変えるのではなく、段階的に厳密にしていくという発想もあって良いのではと思います。
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内容の一例・・・
『定額残業代で残業代は減らせるのか』
『15分未満の勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=法定休日と思い込んではいけない』
『半日有給休暇と半日欠勤の組み合わせはダメ?』
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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、時間外勤務や休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や出勤簿で勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
▽ ▽ < Clockperiodの利用はこちら > ▽ ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod20160308HT
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残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
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