2009年7月27日号 (no. 296)
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■3分労働ぷちコラム
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本日テーマ【有給休暇は必要経費として織り込むべき】
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■駄々を捏ねれば有給休暇を阻止できるという考えはもうやめるべき。
ご存知のように、有給休暇というのは法定の制度です。
ただ、会社の中には、どうも有給休暇に対して良い感情を抱かない人が多いですね。
特に、管理職の方とか、経営者の方とかに多い傾向です。
例えば、
「中小企業は有給休暇を利用できる余裕はないんですよ~」
「ウチはそういう制度(有給休暇のこと)はないから」
などなど、何らかの言い訳を聞くことも少なくありません。
確かに、管理者や経営者の立場になれば、休みの日に給与を支払うわけですから、積極的に有給休暇を勧める気持ちにはなりにくいのかもしれませんね。
しかし、社員さんとしては、「当たり前の休暇を、当たり前のように使っているだけでしょう?」という気持ちのはずですよね。
■休暇は「確実に発生する経費」として認識すること。
ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、今後は会計制度でも「有給休暇引当金」の創設が予定されています。
アメリカでは、有給休暇引当金という項目があり、会計上で有給休暇を認識するようになっているようです。
その仕組みを日本の会計でも採用しようというのが最近の流れです。
ただ、上場していない中小企業だと、会計には厳格ではないので、有給休暇引当金が採用されても、行動に変化が起きにくいのかもしれません。
しかし、「使えるものが使えない」という気持ちを考えると、社員さんの不満は真っ当なものです。
「なぜ、あるのに使えないのか?」と言われては反論もできませんよね。
これは誰でも抱く感情ですからね。
だれでも通れる道路なのに、「あなただけは通れません」と言われたらどんな気持ちでしょうか。
休暇も、これと同じではないでしょうか。
今では、「社員さんの無知」を利用して労務管理するのは、もう無理です。
昔ならば、ごまかしながら労務管理を実施することもできたのかもしれませんが、今では簡単に情報が手に入りますので、社員さんがちょっと調べれば、自分の勤めている会社が変なことをしているかどうかは分かりますからね。
最近では、「分からないだろうという思い込み」は失敗に終わることが多いです。
お米とか、鰻とか、料亭の料理とか、和菓子とか、お肉とか、、、。
いろいろありましたよね。
ゆえに、有給休暇を必要経費として想定しておくのが、会社にとっても社員さんにとってもhappyだと思います。
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『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=法定休日と思い込んではいけない』
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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、時間外勤務や休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や出勤簿で勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
▽ ▽ < Clockperiodの利用はこちら > ▽ ▽
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残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
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