相談の広場
うちの会社は、小さな企業で居酒屋形態の飲食店を2店舗経営しています。 店舗では、調理もできる人間が社員になっており、まだまだ小さい会社なので、現場は2店舗合わせても4名の社員達が勤務している状況です。
ただ、その中の1人が昨年の10月に入社したのですが、度々問題行動を起こしているので、本社の方でも注意したり、気にしておりました。
【問題行動】
①自分がやりやすい用に仕事をするため、会社の料理マニュアルを無視し、味がブレるからと注意した若い社員を料理に関して無知だの細かい事でネチネチとイジメたらしく、昔からいる若い社員が退職していきました。これは、その若い社員が辞めた後に本人から聞いた話で、現在は、問題としている社員がいない、違う店舗でバイトスタッフとして働いています
②彼は、酒癖が悪く、よく勝手に店長の断りもなく店舗の鍵をすべて社員は持っているため、酔っぱらって店舗で泊まったり(もちろん店泊は禁止してます)、その際に暖房や電気、店舗入口の鍵まで開けっ放しと状態がひどく、何度も注意しても酔っぱらって帰れないときは、店泊を繰り返しておりました。
また、お客様と一緒に営業中に飲み始め、酔っぱらって仕事がおろそかになったり。。。
③また、遅刻や無断欠勤をしており、必ずその前日には、店舗界隈の店で飲んでる事が多く、うちのバイトスタッフや社員も同席していたり、店舗界隈の多店舗の方からの情報もありますが、周りから途中で明日来れなくなるだろうからと何度も帰しても、勝手に1人で他の店に行って飲んで、遅刻や無断欠勤するというパターンです。
最初の無断欠勤の時は、交通事故に合い病院の運ばれて意識がなかったから連絡できなかったという事でした。
言い訳だとは思いましたが、はなから疑わずに対応していたのですが、結局同じことを何度も繰り返すうちに当然のことながらバイトスタッフからの信頼性はなく、他のメンバーに悪影響を及ぼすので、こちらとしても対処に困り、あくまでも現場の判断で解雇するのか様子を見つつ検討しておりました。
その矢先に、また前日にバイトスタッフと飲み歩き、翌日勤務だというのに翌日の13時まで飲んでいたらしく、無断欠勤をしたんです。そこで、現場任せではなく本社も動き、本人に連絡を取り続けていたのですが、1週間たった今も連絡が付きません。もちろん出勤してきてません。いわゆるバックレです。
そのため、シフトの穴があいた分を本社の人間が現場に立ち、それぞれの仕事を抱えたまま朝から本社、夕方から終電まで現場と、何とか穴を埋めながら業務をこなしていますが、迷惑もいいところです。
現在、あわてて人事募集もかけました。
そこで本題なのですが、その彼に対してどういった対応がベストなのでしょうか?
うちとしての問題点は、店舗の鍵の回収(早急に行いたい)、ユニフォームの回収も実務的にはあります。ただ、電話やこちらからのコンタクトに一切応じようとしてこない点です。この1週間各社員が連絡を入れ、留守電にも残しています。うちのスタンスとして、もう辞める前提での話し合いをしたいと思っておりましたが、一向に連絡がつきません。ちなみに実家の連絡先は把握できてますが、実家まで連絡するのは・・・と思い、まだ連絡は入れていません。
また、特に損害金がどうとかは考えてないのですが、このままだと残されたスタッフのモチベーションや、今まで愚痴や信頼できない上司の言う事を聞いて耐えてきたバイトスタッフの気持ちなどを考えると何もなかったように実務的な事だけで済ますというのは納得できないという思いも正直あります。
感情論かもしれませんが・・・。
少なからず、解雇という形は取ろうかと思いますが、
皆様のご経験の中で、冷静な判断をするためにもご指導いただけたらと思い投稿させて頂きました。
何卒、宜しくお願いします。
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はせさんさん こんばんは
お話の状況から拝見しますと家族形態の会社組織とも思えるように思いますガいかがでしょうか。
いくら少人数の個人会社とはいえ、これら問題社員」が出てこないようにするには、労働法の知識、就業規則の整備等法律を遵守しながら対応することが必要です。
会社には、社員を教育する義務がありますし、問題行動をおこしても、すぐに懲戒処分を下すのではなく、まず、「問題行動」をおこさないよう教育することが大事です。そのためには、文書での注意、改善が認められなければ罰則等を課すことも必要でしょう。
また、入社の際には、正社員はもちろんアルバイト、パートタイマー、契約社員、嘱託全てと「雇用契約書」を取り交わすか、「労働条件通知書」を交付することが絶対に必要です。労使トラブルで多いのは、こうした労働条件が口頭のみで明示されため、言った言わないの水かけ論になることです。
同様に、遅刻や上司の指示を守らない等の服務規律違反を行った場合、「始末書}を必ずとっておくことが必要です。あとで、「解雇」等の処分をせざるを得なかった場合、注意した結果が記録として残りますので、トラブルになった時証拠となります。
反面、最近での裁判沙汰での経緯ですが、社員は、経営者;役員:管理職の失言、脅迫、違法な発言があった場合、常にICレコーダー、ボイスレコーダーで録音している等の場合があります。それを証拠として、補償金の交渉材料にするケースもあります。
労務管理は合法的に処理しないと結局高くつきます。ご相談は労務管理の専門家の社労士までご相談することが一番賢明な策でしょう。
労働者に対する発言は慎重のうえにも慎重を期します。
経営者、役員、管理者が違法な発言をしないよう労務管理の基礎的なことをわきまえておかなければなりません。
証拠を取られ、裁判になった場合敗訴する確率が高ければ、和解に応じざるを得ない地考えてください。
証拠をとられても、裁判になっても負けない労務管理が求められています。
これまでの経緯から拝見しますと、まずは、これまで問題社員から受けた損害賠償について、内容証明郵便物で回収を求めることが必要でしょう。更に応じない場合には警察への被害届もしくは裁判所への提訴も辞さない旨開示することでしょう。
ここでは、社労士、弁護士等の方の一度ご相談されることが賢明かもしれません。
少人数とは言え、就業規則、福利厚生規則等求めておくことでしょう。
規則の整備等については御詳しい方にお任せします。
実際にそのような事があった際に対応した例です。
①安否確認を含めて自宅へ訪ねる。
②面会できない、不在などの場合は 実家等、緊急連絡先へ事情を説明し、協力をあおぐ。
1週間も待ったのであれば、安否が心配とご家族に連絡しても良いと思います。
(実際に事件性があれば遅いくらいだと思いますので。)
ご本人に常識がなくても、ご家族もというケースがまれですので、あくまで今までの勤務状況からみてトラブルに巻き込まれたのでないかと心配しているとお伝えすれば良いと思います。
状況を察して、協力していただける場合もあります。
警察などに安否を確認する場合でも、ご家族が動いた方がよいと思います。
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