相談の広場

このエントリーをはてなブックマークに追加

労務管理

労務管理について、みんなに相談したり、分かるときは教えてあげたりと、相互協力のフォーラムです!

総務の森イチオシ記事が満載: 経営ノウハウの泉(人事労務~働き方対策まで)

労働時間と残業手当

著者 担当者A さん

最終更新日:2008年05月21日 13:40

いつもアドバイス誠にありがとうございます。

現在弊社内で、いくら働いても給与に残業代がつか
ない為、社員のモチベーションが上がらないという声
が上がっており、離職率も高い状況にあります。

厚生労働省統計での総実労働時間平均は162.5時間と
なっており、弊社と比較すると、月平均労働時間も長い上、
超過残業手当として最初から月額給与に55時間分の残業代
含まれており、基本給+超過残業手当を足しても業界平均の
現金給与総額にもおよびません。

弊社の平均時間
本社一般社員の月平均総労働時間:220時間 
内、残業時間平均:30~40時間

技術者総の月平均労働時間:250時間~320時間 
内、残業時間平均:60~120時間

経営陣業界特有の問題なので、仕方ない感が有、
従業員と経営陣の格差は広がるばかりのようで
すが、他、企業の実情はいかがなのでしょうか。

スポンサーリンク

Re: 労働時間と残業手当

著者HASSYさん

2008年05月22日 13:15

担当者A 様

こんにちは
どこも同じような悩みをかかえているのでは?
ちなみに御社にはタイムカードはありますか?
タイムカードがあれば、おそらくは、監督署のチェックが
入れば、問題視されるのではないかと思います。
それ以外の方法としては、根気よく経営側と交渉するほか
ないと思います。

法律的にはおそらく違法です。ただ、経営者側がそれに対して
どのように対応するか、「だからなんだ?」といった具合に
怒られてしまうのがオチですよね?それでAさんがいづらくなっても
あまり意味はないし・・・・

色々と調査をして、
この状況で、残業手当を支給しないと、違法でありこのままで調査
が入ってしまうと、2年間遡って、実際の残業手当を支払う羽目に
なってしまう。今のうちに制度を変えておかないとまずいという
話をしてみることではないかと思います。

まあ、経営側としては、残業手当を支払いたくないでしょうから、
残業をしないで、すむ方法を考えるしかないのでは?
残業手当の問題は、経営側と労働者側の隔たりはなかなか埋められな
いものでしょう。

こればかりは、なかなかいい案は出てこないかもしれませんね。
お役に立てずすみません。

Re: 労働時間と残業手当

著者がばいさん

2008年05月22日 22:43

がばいです。

こんばんは

内容を拝見させてもらいました。

御社は、かなり残業が多いと思いますね。
できればどのようなお仕事が教えていただけますか?
職種によっては取り決めが異なってきます。

また、就業規則は、有りますか?
そこに取り決めがされていれば、会社としては
それなりに問題ないと思います。


話は変わりますが、モチベーションと有りますが、
そこまで残業をしないと終わらない仕事なのでしょうか。
残業があまりにも多いと心身に影響をきたします。
お体をご自愛ください。

よろしくお願いします。

Re: 労働時間と残業手当

著者外資社員さん

2008年05月23日 08:54

こんにちは

別の質問への回答にも書きましたが、
真の問題は、労働に対する対価、評価が適切でない点に
あると思いますが、如何でしょうか。

IT業界では、仕事ができる人と、できない人での
時間当たりの労働生産性には大きな差があります。
例として、”できるソフトウエアエンジニア”が半日で
終わるソフト開発を、能力が低い人は3日かけても
バグが残っています。
裁量労働制が理屈通りなら前者は2日休めるか、
評価が正しいなら対価を倍もらえるはずです。
(後者に対しては残業代は不要との考えもあります。)

多少、時間軸のずれや、労働者の健康状態等のゆらぎが
あるにせよ、技術者が"能力を高めたり、結果を出せば
対価は報われる”という気持ちを持てる、評価制度が
無い会社は、 ご心配のような
1)モチベーションの低下による生産性が更に低下
2)できる社員は辞める、再雇用費用がかかる
3)会社に居る時間は増え、見かけ上は残業代不払いの
  不満が溜まる
4)利益が低下し、社員へのインセンティブを出せない
上記のような悪いスパイラルに入り、
サービス残業問題で内部告発や、離職者の増加による
労働の質低下で顧客クレームなど、大きな問題にぶつかる
ことも懸念されます。

多くの場合は、技術者を束ねる管理職に問題があり
正しい仕事量の認識や、技術者や仕事の質の評価ができない、などが一般的な例です。
末端の技術者のみ長時間労働をして、その原因を管理職が
説明できない、そんな状況の把握に経営者が目を瞑るなら
非常に危険な状態なのだと思います。

貴社の場合に該当かは不明ですが、参考になれば幸いです。

1~4
(4件中)

    スポンサーリンク

    経営ノウハウの泉より最新記事

    スポンサーリンク

    労働実務事例集

    労働新聞社 監修提供

    法解釈から実務処理までのQ&Aを分類収録

    注目のコラム

    注目の相談スレッド

    PAGE TOP