2013年11月10日号 (no. 748)
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本日のテーマ【テレビドラマ『ダンダリン』- 社員を辞めさせない会社。】
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■ダンダリン 第5話。
第5話(
http://www.ntv.co.jp/dandarin/story/05.html)は、洋菓子店で人気のドーム型スポンジケーキのようなものを売っている会社の話。
ドラマの内容は、サイトを見ていただければ分かりますので、
労務管理でのポイントを抜き出すと、スイーツのレシピを改悪することに納得出来ないので、パティシエはお店をヤメたいのだけれども、会社の社長が認めないという流れ。
そのパティシエしかスイーツを作れないので、彼に辞められちゃうと、スイーツの販売ができなくなる。だから、社長はそのパティシエを辞めさせないように抵抗する。
ドラマを観ていると、「なるほどね、ありそうな話だね」と思ってしまうところですが、不思議に思う点が1点あります。
「なぜ、1人のパティシエしかそのスイーツを作れないのか」これが私の最大の疑問でした。
「いや、その人がいなくなっても、他のパティシエがそのスイーツを作ればええやないの」真っ先にこう思いました。
レシピをマニュアル化しておけば、粉の分量や卵の数、焼き時間、作業の手順など、他の人でも再現できるはず。
洋菓子店だけでなく、和菓子店、飲食店など、食べ物を商品にしている会社ならば、程度の差はあれども、商品を製造する手順をマニュアル化しているはず。1人しか作れない商品にしておくと、その人が辞めたときとか、病気や怪我で休んだ時に困りますからね。
■代替人員がなぜいないの?
上記の洋菓子店のように、特定の人間に依存して商売していると、その人が抜けた時に困ってしまう。だから、1人のパティシエしか作れないスイーツにしておくのではなく、一緒の職場で働いている他のパティシエでも作れるようにしておく必要がある。
ドラマを見ていれば分かりますが、辞めようとしているパティシエ以外にも、3人ぐらいパティシエはお店にいました。「その人達でもスイーツを作れるんじゃないの?」私はそう思いました。
「辞めさせない」と抵抗する社長ですが、スイーツを作れる代替人員を育ててこなかった点がトラブルの主因です。
特定の人間に依存して商売すると業務が不安定になるので、誰でもできるように業務を標準化するのが当然の対応です。1人だけで商売をやっているならば、標準化も必要ないでしょうが、複数の人間で一緒に仕事をしているならば、自分だけでなく他の人でも同様の業務ができるように
OJTを実施してしかるべきのはず。
レシピのマニュアル化、代替人員の育成。これらをやらずに、パティシエを辞めさせないというのは、会社側の怠慢と言っても差し支えない。
ダンダリンの第5話では、
労働者の辞める自由が焦点になっていましたが、レシピのマニュアル化、代替人員の育成という点に何も言及していなかったために、私には不自然な内容に感じました。
ドラマの出来は良かったと思いますが、上記のような不自然さがちょっと気になりました。
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メールマガジン【本では読めない
労務管理の"ミソ"】のご紹介
内容の一例・・・
『定額
残業代で
残業代は減らせるのか』
『15分未満の
勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の
変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=
法定休日と思い込んではいけない』
『
半日有給休暇と
半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は
賃金or贈り物?』
『ケータイは仕事道具か遊び道具か』
など、その他盛りだくさんのテーマでお送りしています。
本に書いていそうなんだけど、書いていない。
そんな内容が満載。
【本では読めない
労務管理の"ミソ"】
▽ ▽ <登録はこちら> ▽ ▽
http://www.growthwk.com/entry/2008/05/26/125405?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
※配信サンプルもあります。
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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで
勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては
勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても
勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、
時間外勤務や
休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や
出勤簿で
勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
▽ ▽ < Clockperiodの利用はこちら > ▽ ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod20160308HT
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残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「
残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い
残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、
割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に
勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は
勤務時間を短く、ある日は
勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
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■ダンダリン 第5話。
第5話(
http://www.ntv.co.jp/dandarin/story/05.html)は、洋菓子店で人気のドーム型スポンジケーキのようなものを売っている会社の話。
ドラマの内容は、サイトを見ていただければ分かりますので、労務管理でのポイントを抜き出すと、スイーツのレシピを改悪することに納得出来ないので、パティシエはお店をヤメたいのだけれども、会社の社長が認めないという流れ。
そのパティシエしかスイーツを作れないので、彼に辞められちゃうと、スイーツの販売ができなくなる。だから、社長はそのパティシエを辞めさせないように抵抗する。
ドラマを観ていると、「なるほどね、ありそうな話だね」と思ってしまうところですが、不思議に思う点が1点あります。
「なぜ、1人のパティシエしかそのスイーツを作れないのか」これが私の最大の疑問でした。
「いや、その人がいなくなっても、他のパティシエがそのスイーツを作ればええやないの」真っ先にこう思いました。
レシピをマニュアル化しておけば、粉の分量や卵の数、焼き時間、作業の手順など、他の人でも再現できるはず。
洋菓子店だけでなく、和菓子店、飲食店など、食べ物を商品にしている会社ならば、程度の差はあれども、商品を製造する手順をマニュアル化しているはず。1人しか作れない商品にしておくと、その人が辞めたときとか、病気や怪我で休んだ時に困りますからね。
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ダンダリンの第5話では、労働者の辞める自由が焦点になっていましたが、レシピのマニュアル化、代替人員の育成という点に何も言及していなかったために、私には不自然な内容に感じました。
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『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=法定休日と思い込んではいけない』
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とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
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『残業管理のアメと罠』
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