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会社にあるパソコンを私的に使わず、自分のスマホを使う。





2014年1月22日号 (no. 769)
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http://www.soumunomori.com/profile/uid-20903/





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---3分労働ぷちコラム---
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本日のテーマ【会社にあるパソコンを私的に使わず、自分のスマホを使う。】
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■業務用のパソコンを私的に使うな? 自分のスマホを使えばいいんじゃないの?


仕事で会社に備え付けているパソコンを使っている職場だと、パソコンに関する利用規定や就業規則に、パソコンの使用に関するルールが決められているのではないでしょうか。

おそらく、利用規定や就業規則には、「個人的な目的で会社のパソコンを使っちゃいけないよ」という類のことが書かれているはずです。

確かに、職場に置いているパソコンは仕事で使うことを想定しているので、個人的なメールを送受信したり、妙なソフトをインストールしてはよろしくないですよね。他にも、Amazonで買い物をしたり、LINEやTwitterで投稿したりなんてのも良くない。

ネットにつながっていると、ついYahooのページにアクセスしたりしちゃうところですが、会社のパソコンは会社のネットワークに繋がっていて、システムの管理者が利用状態を把握できるところもありますから、怪しいサイトなんてみていると、後からお恥ずかしい状況になったりするかもしれません。

労務管理でも、就業規則で、業務用のパソコンを私的に使ってはいけないルールを設けている会社は多いでしょうね。

20年ぐらい前ならば、自宅にパソコンがある人は少なかったし、今のように猫も杓子もスマホを持っているような状況でもなかった。だから、会社のパソコンだけを管理しておけばそれで足りました。

しかし、2014年現在では、会社のパソコンだけ見ていればいい状況ではなくなっています。


今では、あえて会社のパソコンでサイトを見る必要はないし、メールのやりとりもパソコンを使わなくてもできる。

そう、みなさんのポケットに入っているスマホがありますよね。さらに、カバンにはタブレットが入っていたりもしますから、会社のパソコンをあえて私的に使う必要はないのですね。


この状況で、会社に備えているパソコンを把握するだけで足りるのかというと、疑問ですよね。






■会社のパソコンよりも自分のスマホの方が便利。


私的な通信を会社のネットワークに通すと通信内容を知られてしまう。だから、私物のケータイで通信する。ごく普通の判断ですよね。

メールはスマホで。
LINEもスマホで。
ブログの更新もスマホで。
FXもスマホで。
買い物もスマホで。


今のケータイはパソコンをある程度まで代替できるようになっているので、会社のパソコンだけが通信手段とは言えなくなっています。

労務管理でも、業務用のパソコンを私的に使用することだけを制約していては足りない。だから、私物のケータイまで制約しようという動きもあります。


ただ、私物のスマホだと、会社は制約しにくい。会社が貸与しているスマホならば、ナンダカンダと制約(通信内容を把握するアプリをインストールしておくとか)を課せるかもしれないけれども、私物のものとなると介入しにくいですよね。

さらに、スマホを操作していると、業務上の連絡をしているのか、それとも遊んでいるだけなのか外見からは分からない。しかも、パソコンのように画面が大きくないので、本人しか画面が見えないこともあり、なおさら何をしているのか分かりにくい。

会社のパソコンをどう使うかを色々と決めても、スマホで自由に通信できれば、仕事中は職務に専念するという本来の目的を達成できない。とはいえ、私物のケータイに対してどうやって制約を課すのか。

ムズカシイですよね。


解決策の1つとしては、会社で用意したロッカーにケータイを入れておいて、仕事中は持たないようにする方法。

更衣室に鍵付きのロッカーを用意して、カバンや着替え、スマホを入れておき、仕事場に私物の通信機器を持ち込ませない。そんな会社もあるはず。

ただ、ケータイを持てないようにすると、仕事中に連絡するときに困るかもしれない。
何らかの理由で本人に急いで連絡したくても、ケータイはロッカーの中だと、連絡が取れない。そんなこともあります。

もちろん、職場が広くない、例えば飲食店だと、移動する範囲は限られているから、ケータイを使わずとも本人のところに行って用件を伝えられる。

しかし、広く移動する職場、ディズニーランドやユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどのようなアミューズメントパーク、売り場面積が広いショッピングセンターなどだと、何らかの連絡手段が必要になりますから、私物のケータイも持っておいてもらう方が都合がいいこともあります。


一律にケータイを持ってはいけないと決めるのではなく、職場や仕事の性質に応じて、個人所有のケータイを持たせるかどうかを決めていくのが妥当ですね。





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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。


タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで勤務時間を集計しないといけない。

しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては勤務時間の集計は悩みのタネですよね。

そんな悩みをどうやって解決するか。

そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。


Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。


始業や終業、時間外勤務休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。

Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
出勤簿勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。

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残業で悩んでいませんか?

「長時間の残業が続いている」
残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」

こういう悩み、よくありますよね。

ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。

法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。

とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?


毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。

例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。

仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。

でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。

「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。


『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160307HT



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