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年末年始、シフトが埋まらなくて人が足りない。







2017年1月7日号 (no. 960)
3分労働ぷちコラム バックナンバーはこちら
http://www.soumunomori.com/profile/uid-20903/





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---3分労働ぷちコラム---
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本日のテーマ【年末年始、シフトが埋まらなくて人が足りない。】
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■年末年始に休むと損。働くと得。


年末年始は休みという人もいらっしゃるでしょうが、人によっては、年末年始は書き入れ時で、休むどころではない方もいらっしゃるでしょう。

サービス業では、土日祝日、大型連休のときこそお客さんが増えます。飲食店、百貨店やスーパーなどの小売店、他にはアミューズメントパークなど、他の人が休んでいるときにこそ繁盛します。

となると、休みたい人が多くて、シフトが埋まらない状況が発生します。


12月23日から1月3日まで、12日間ありますが、この期間に休みたいと希望する人も少なくありません。

学生だと冬休みの時期ですし、年末に帰省したい人もいるでしょう。そのため、出勤できる人が少なくなり、必要な人員を揃えられず、出勤した人の負担が大きくなります。


年末年始に出かけるのはあまりオススメしないのですが、それでも出かけたい人はいます。

どこに行っても人が多いですし、料金は割高ですし、乗り物に乗るために並び、レストランに入るために並び、初詣で並ぶ。高速道路は渋滞し、1時間で行ける距離なのに5時間もかかる。

旅行代金も年末年始は高くなります。通常時期に比べて2倍とか3倍になるケースも稀ではありません。ツアーパッケージの場合、通常時だと6万円のところが、15万円ぐらいまで料金が上昇する。旅行の内容は同じなのに。

宿泊施設も需要に応じて料金が変わります。平常時だと1泊8,000円のところ、繁忙期になると1泊19,000円になるとか。同じ部屋、ホテルであっても、需要に合わせて弾力的に価格を調整するわけです。

だから、年末年始に休むと損で、年末年始は仕事をして稼ぐ方が賢いのです。

飲食業や小売、アミューズメント施設で働いている人は、幸いなことに良い選択をしているんですね。





■年末年始に人を集める方法。


忙しいときほど出勤する人をを多くしたいので、何らかの工夫をして出勤してもらわないといけない。

何の対策もしないと、休みたいという希望がジャカジャカと来て、人が足りなくなります。

ここで、店なり会社の使用者としての強権を発動して、「年末年始の休み希望は受け付けません」と突っぱねるのも1つの方法ですが、何だか単純です。

強引な方法を用いると、「だったら辞めます」と12月23日以降はもう出勤しないなんてことになる可能性もあり、新たに人を採用する負担が発生しますし、年末年始の人手不足は解消できないままです。


そこで、1つの方法としては、臨時で時給をアップするのも良いですね。


12月30日
12月31日
1月1日
1月2日
1月3日

例えば、この5日間に出勤した場合には、時給を+200円にするとか。金銭的なインセンティブを用いて出勤してもらう方法です。


他には、クリスマスの時期、12月24日、25日に出勤した人には、仕事終わりにケーキを用意するのも良いですね。クリスマスと言えばチキンを連想する人もいるので、フライドチキン用意して、それをを休憩時間に食べれるようにするのはどうでしょう。

また、大晦日に出勤した人には、おせちをプレゼントするとか。他には、生餅、お年玉など、色々なインセンティブが考えられます。

さらに、出勤した人に有給で別の日に休みを設けるのもいいですね。法定の有給休暇とは別枠で、12月30日から1月3日までの期間、出勤した日数に応じて、最大5日の有給休暇を用意する。これもインセンティブの1つです。


「お金や食べ物で釣るのか?」と思うところでしょうが、人は何らかの旨味なりメリットがないと動きません。ポイントが付くから買い物をする人がいますし、割引になるからスマホを契約する人がいるわけです。クーポン券があるから飲食店に行く。そういう人はたくさんいます。人はインセンティブに反応するのです。

だから、年末年始に出勤してもらうには、何らかの特別なインセンティブを用意するのが効果的です。

単に「出勤して」と言われるだけでは人は動きにくいものです。人を動かすには、ちょっとした「エサ」が必要で、そういうところで小銭を捨てるのが労務管理の秘訣の1つです。










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メールマガジン【本では読めない労務管理の"ミソ"】のご紹介


内容の一例・・・
『定額残業代残業代は減らせるのか』
『15分未満の勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
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『日曜日=法定休日と思い込んではいけない』
半日有給休暇半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は賃金or贈り物?』
『ケータイは仕事道具か遊び道具か』

など、その他盛りだくさんのテーマでお送りしています。

本に書いていそうなんだけど、書いていない。
そんな内容が満載。



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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。


タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで勤務時間を集計しないといけない。

しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては勤務時間の集計は悩みのタネですよね。

そんな悩みをどうやって解決するか。

そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。


Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。


始業や終業、時間外勤務休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。

Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
出勤簿勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。

▽    ▽   < Clockperiodの利用はこちら >    ▽    ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod_common_20170107_2



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残業で悩んでいませんか?

「長時間の残業が続いている」
残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」

こういう悩み、よくありますよね。

ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。

法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。

とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?


毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。

例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。

仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。

でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。

「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。


『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_common_20170107_3



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