• HOME
  • コラムの泉

コラムの泉

このエントリーをはてなブックマークに追加

専門家が発信する最新トピックスをご紹介(投稿ガイドはこちら

フレックスか時差出勤で痴漢トラブルを回避。




2010年3月17日号 (no. 529)
バックナンバーはこちら
http://www.soumunomori.com/profile/uid-20903/





■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
---3分労働ぷちコラム---
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□







本日のテーマ【フレックスか時差出勤で痴漢トラブルを回避】
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓





■ラッシュ時に電車に乗りたくない。



混み混みの電車に乗って気分が良い人は少ないはず。電車がホームに入ってきた時点で、すでに人で満杯の車両。「あぁ~、、、これに乗るのかぁ、、、」というウンザリ感。ドッサリと降車してくれるかと思いきや、ほとんど降りる人はおらず、「あ~あ、、」という思いで電車に乗り込む。そしてすし詰めのおしくらまんじゅうになる。

こんな経験をした人は少なからずいるはずです。都市部に住んでいると毎朝のように経験している人もいるのではないか。

人が一杯の電車では何かとイヤなこともあって、他人の息がこちらにかかったり、周りの人の体臭がキツかったり、口臭がキツかったり、香水がキツかったり、ズボンのウエストがキツかったり(まあ、これは関係ない)と、様々なイベントが待ち構えている。

さらに困ることは、混雑に紛れた痴漢トラブルで、痴漢される女性も気の毒だが、痴漢のえん罪の罪を被せられる男性はもっと気の毒だ。痴漢は本当に起こったかどうかを第三者が証明することが難しいときがあり、当事者しか事実を知らないことが多い。痴漢をした男性か痴漢をされた女性しか事実を知らず、それゆえ第三者が介入して正しい方向へ解決しようとしてもうまくいかないこともある。

痴漢されていないのに、「この人痴漢です!」とありもしない事実をでっちあげて、男性を追い込む女性もいたりすることがデレビなどで紹介されたりすると、とても残念な気分になる。

混雑した電車には、男性にとってとても困るトラブルが待ち構えているので、同じ男性である私も他人事ではない。






■ラッシュを避けるための工夫。



痴漢トラブル(痴漢される、痴漢の疑いをかけられる)を避けるには、ラッシュを避けるのが良い解決法だ。

ラッシュには2種類あって、朝の出勤ラッシュと夕方から夜にかけての帰宅ラッシュがある。

朝は7時から9時までがラッシュアワーで、特に7時台のラッシュはかなりのものではないかと思う。おそらく、9時出勤の人が多く、7時台に電車に乗ればちょうどいい頃合いに到着するので、この時間帯に乗客が集中するのだろう。

ならば、7時台を避けて出勤できるようにすれば、痴漢トラブルを避けることができるのではないかと思う。8時台に電車に乗ると、7時台とは違って、随分と空いている(空いているといても、ある程度の乗客はいる)。9時台になると、さらに人は減って席にも余裕を持って座れる状況になる。

選択する方法としては、フレックスタイム制度を使う、もしくは時差出勤採用するという選択肢がある。他にも、出勤時間そのものを後ろにズラすのもアリだと思う。

例えば、フレックスタイムで、始業時刻を8時から10時までで任意に選択できるようにすれば、込み合う時間帯を避けて出勤できる。あまり混まない路線を利用している人は早く出勤すればよいし、混む路線を利用している人は遅めに出勤すればよいだろう。

また、フレックスタイム制度のように個々の裁量で決めるのではなく、会社が出勤時間のメニューをあらかじめ決めて、そのメニューから決めるのもよいかもしれない。例えば、8時、9時、10時というように3つのメニューを設けて、その中から始業時刻を選択してもらうというもの。フレックスタイムのように始業時刻がバラつくことがないので、管理するには都合が良いかもしれない。

他には、出勤時間そのものを変えてしまうのもアリだ。9時出勤を10時出勤に変えてしまい(就業規則を変更する)、全社員を対象にしてしまう方法だ。これは、もっとも事務的に簡単で、ここの事情にあわせてチューニングする必要がないので便利だと思う。



一方で、朝と違い帰宅ラッシュの取り扱いは一律に決めにくい。

帰宅時間は朝と違って個人ごとに分散しているので、一律に帰宅時間を決めても、残業があったり、帰り道で飲食店に入ったりして、電車に乗る時間がバラバラになる。

まら、帰宅ラッシュの乗客はほどよくバラついていて、「この時間が混む!」というポイントを特定しにくい。最終電車が混むということぐらいは分かるけれども、この程度の情報では役に立たない。

ゆえに、帰宅時間は、個々でバラバラになるし、会社でコントロールもできないので、あえて帰宅時間に時差を設ける必要はないかもしれない。


始業時刻を調整すれば、ちょっとでも快適に移動できるようになるかもしれませんね。










┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛







■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□


メールマガジン【本では読めない労務管理の"ミソ"】のご紹介


内容の一例・・・
『定額残業代残業代は減らせるのか』
『15分未満の勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=法定休日と思い込んではいけない』
半日有給休暇半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は賃金or贈り物?』
『ケータイは仕事道具か遊び道具か』

など、その他盛りだくさんのテーマでお送りしています。

本に書いていそうなんだけど、書いていない。
そんな内容が満載。



【本では読めない労務管理の"ミソ"】
▽    ▽   <登録はこちら>    ▽    ▽
http://www.growthwk.com/entry/2008/05/26/125405?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT


※配信サンプルもあります。


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□


カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。


タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで勤務時間を集計しないといけない。

しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては勤務時間の集計は悩みのタネですよね。

そんな悩みをどうやって解決するか。

そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。


Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。


始業や終業、時間外勤務休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。

Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
出勤簿勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。

▽    ▽   < Clockperiodの利用はこちら >    ▽    ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod20160308HT



■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

残業で悩んでいませんか?

「長時間の残業が続いている」
残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」

こういう悩み、よくありますよね。

ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。

法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。

とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?


毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。

例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。

仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。

でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。

「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。


『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT



■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□





┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃Copyright(c) 社会保険労務士 山口正博事務所 All rights reserved

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


┃■山口社会保険労務士事務所 
http://www.growthwk.com?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT

┃■ブログ
http://blog.ymsro.com/?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


絞り込み検索!

現在22,769コラム

カテゴリ

労務管理

税務経理

企業法務

その他

≪表示順≫

※ハイライトされているキーワードをクリックすると、絞込みが解除されます。
※リセットを押すと、すべての絞り込みが解除されます。

スポンサーリンク

経営ノウハウの泉より最新記事

スポンサーリンク

労働実務事例集

労働新聞社 監修提供

法解釈から実務処理までのQ&Aを分類収録

注目のコラム

注目の相談スレッド

スポンサーリンク

PAGE TOP