助成金をもらうための基本中の基本

助成金をもらうための基本中の基本

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2011-01-26

こんにちは。特定社会保険労務士の田中です。 今回は、「基本中の基本」として、助成金を申請する際の注意と、 お年玉企画として「無料助成金診断」をお届けします。 □□□□　１．助成金　～基本中の基本～　□□□□ ①「助成金ありき」ではなく「我が社の方針ありき」 　　助成金そのものが目的となると、不正受給につながりかねません。 　　例えば、「我が社で新しい人事ルールを導入した。その結果、助成金がもらえた。」 　　という図式が本来です。 ②「費用対効果」を考える。 　助成金申請には思った以上に手間がかかります。 　経営陣が総務部門に「間接部門も利益を上げるために、助成金をもらえ」 　と指示することもあります。 　しかし、助成金とは、返す必要の無いお金だからこそ、 　審査や手続きが面倒で時間もかかります。 　申請書類を書くのも大変だし、添付書類を揃えるのも大変です。 　これだけで、すぐに２～３日はかかってしまいます。 　また、申請は原則として郵送では受け付けないので、 　職安や関係団体まで足を運ばなければいけません。 　これだけでも半日仕事です。 　ここまでやって、助成金は１０万円程度…ということも少なくありません。 　 　助成金でもらえる金額と、担当者が費やす時間およびその間の機会損失も良く考えてください。 　さらに、最終的に助成金をもらえないリスクもあるので、 　助成金を申請するかどうかは、充分に判断してからにしてください。 ③採用はハローワークからの紹介が原則となる。 　高年齢者や母子家庭のお母さんなど、助成金の対象になる人は、 　ハローワークからの紹介で採用することが、原則になります。 　従って、助成金を活用したい場合は、まずハローワークに求人票を出しましょう。 ④解雇や退職勧奨があると、６ヶ月程度、助成金はもらえなくなる。 　雇入れ関係の助成金は解雇や退職勧奨などがあると６ヶ月程度、 　もらえなくなります。具体的には、離職票での離職理由が「３」の場合です。 　なお、解雇の他、特定受給資格者が被保険者の6%を超えるともらえなくなります。 （特定受給資格者とは、残業時間が45時間以上あったり、 　賃金の支払遅れ7がある事などを理由に離職した人のことです。） 　また、雇入れ前に対象者に内定を出していたり、 　資本・取引などで近い関係にある会社からの転職者や、 　グループ企業間での移籍も助成金の対象者になりません。 ⑤「知らない内にできて、知らない内に無くなる」という助成金が多い。 　助成金には、いつの間にか出来ては消える時限的なものも多いです。 　また、定番の助成金でも条件が変わったりするので、 　いかに情報を早く入手するかがポイントです。 　さらに、会社の制度を変えるともらえる助成金などでは、 　事前に計画を提出する必要がある場合もあります。 　制度を変える話が出た時点で、 　もらえそうな助成金を探して、準備する方が良いでしょう。 □□□□　２．『　お年玉企画　』　助成金無料診断　□□□□　 　　お年玉企画として、貴社がもらえる可能性のある助成金をお調べします。 　　下記から、質問用紙を印刷して、ＦＡＸでご返信ください。 　　　2011/2/15までは無料で対応致します。 　　http://www.tanakajimusho.biz/pc/contents13.html 　なお、助成金には、細かい条件が多々あり、 　貴社がもらえる可能性のある助成金については、 　私が直接にご説明したいと思っております。 　そのため、誠に勝手ながらお申し込みは東京都内の企業様に限らせて頂きます。 　また、必要項目については、全てご記入下さるよう、お願い致します。 　最後までお読み頂き、ありがとうございます。 ============================================== 社会保険労務士　田中事務所 　田中理文　 URL　http://www.tanakajimusho.biz/　 ==============================================