2010年5月3日号 (no. 576)
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---3分労働ぷちコラム---
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本日のテーマ【利用実績連動負担の
健康保険】
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■健康な人ほど負担で健康でない人ほど軽い。
ご存知のように、
健康保険は、大きく分けて「毎月の固定
保険料」と「利用時の
費用」の2本立てで収入を得ています。毎月の
保険料は基本は一定で1年間は変動しません(
随時改定などによる変動を除く)。一方、利用時の
費用は利用したときのみ発生するものであって、医療機関を利用しなければ発生しません。
ただ、
健康保険の
費用負担の仕組みにはちょっと不都合なところがあって、健康な人もそうでない人も負担は同じです。さらには、加入条件も緩やかで、持病や疾病の既往歴を考慮せずに制度に加入することが可能です。また、毎月の
保険料も収入に応じて自動的に決まる仕組みになっており、利用者側で保険プランを設計することは不要ですし、プランを選択することも不要です。
問題の焦点は、健康な人もそうでない人も同じ扱いになっているという点です。本来、保険制度は、利用者の状況に応じて対応を変えるものです。例えば、医療保険だと健康な人ほど優遇され、そうでない人は通常待遇というのが通常です。自動車保険でも、ゴールド免許の人と青色免許の人では取り扱いが変わりますよね。
ならば、
健康保険でも、保険らしく、健康な人とそうでない人で対応を分けるのが妥当と思えるわけです。
■健康な人への「ご褒美」を作ろう。
「
健康保険は、健康な人を犠牲にして成り立つ制度」というのではあまりに皮肉です。「若い人や健康な人から高齢者や病気がちな人への所得移転だ」と指摘されてしまうこともありますよね。なぜ健康な人とそうでない人で負担が同じなのか。どうして健康な人には「ご褒美」がないのだろうか。これでは、「健康であることはいけないことなのか?」とも思えてしまうのではないか。
健康を促進するのは
健康保険制度の目的の1つに含まれているはずです。ならば、より健康的に生活することを奨励するインセンティブを組み込んでいてもいいですよね。
先ほど書いたように、
健康保険の
費用は「基礎
保険料」と「利用時
費用」の2つで構成されていますが、この
費用を利用実績に連動して変動させるようにすれば健康な人へご褒美を用意できると思います。
ただ、利用時
費用は
高額療養費制度があるので、ある程度以上の負担になるとフラットになります。そのため、利用実績に応じて負担割合を3割から引き下げたり、もしくは引き上げたりしても効果はさほどではないかもしれない。そのため、利用実績に連動させて変動するのは基礎
保険料の部分になる。
自動車保険と同じ仕組みで、健康な人はゴールド免許を持っている場合と同じよいうに扱い、何らかのインセンティブがあっていいはず。医療保険でも健康な人には無事故ボーナスがありますからね。
もちろん、
健康保険制度は公的な保険制度なので、生命保険会社の医療保険と同じような仕組みでは都合が悪いのかもしれないけれども、やはり健康な人へのインセンティブは必要だと思う。
そこで、利用額と利用頻度でマトリックス テーブルを作り、そのテーブルに加入者の利用実績を当てはめて基礎
保険料を決めます。基礎
保険料のマトリックス テーブルと利用時負担割合のマトリックス テーブルの2つを作ってもいいかもしれない。
ゆうパックや宅急便では、大きさと重さで料金を決めますよね。配送サービスでは、大きさと重さのマトリックス表があるので、荷物の3辺の長さと重さを測定し、その表に当てはめて送料を決定するわけです。これと同じように、利用額と利用頻度で
健康保険の
費用負担を決めると良いと思います。
絶対額で調整するか、パーセンテージで調整するかという問題もありますが、基礎
保険料は絶対額で調整し、負担割合はパーセンテージで調整する(3割を2割に、3割を5割に、など)のがいいかもしれない。
公的な
健康保険であっても、健康な人にご褒美を用意するのは有用なことではないでしょうか。
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メールマガジン【本では読めない
労務管理の"ミソ"】のご紹介
内容の一例・・・
『定額
残業代で
残業代は減らせるのか』
『15分未満の
勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の
変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=
法定休日と思い込んではいけない』
『
半日有給休暇と
半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は
賃金or贈り物?』
『ケータイは仕事道具か遊び道具か』
など、その他盛りだくさんのテーマでお送りしています。
本に書いていそうなんだけど、書いていない。
そんな内容が満載。
【本では読めない
労務管理の"ミソ"】
▽ ▽ <登録はこちら> ▽ ▽
http://www.growthwk.com/entry/2008/05/26/125405?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
※配信サンプルもあります。
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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで
勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては
勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても
勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、
時間外勤務や
休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や
出勤簿で
勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
▽ ▽ < Clockperiodの利用はこちら > ▽ ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod20160308HT
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残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「
残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い
残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、
割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に
勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は
勤務時間を短く、ある日は
勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
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本日のテーマ【利用実績連動負担の健康保険】
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■健康な人ほど負担で健康でない人ほど軽い。
ご存知のように、健康保険は、大きく分けて「毎月の固定保険料」と「利用時の費用」の2本立てで収入を得ています。毎月の保険料は基本は一定で1年間は変動しません(随時改定などによる変動を除く)。一方、利用時の費用は利用したときのみ発生するものであって、医療機関を利用しなければ発生しません。
ただ、健康保険の費用負担の仕組みにはちょっと不都合なところがあって、健康な人もそうでない人も負担は同じです。さらには、加入条件も緩やかで、持病や疾病の既往歴を考慮せずに制度に加入することが可能です。また、毎月の保険料も収入に応じて自動的に決まる仕組みになっており、利用者側で保険プランを設計することは不要ですし、プランを選択することも不要です。
問題の焦点は、健康な人もそうでない人も同じ扱いになっているという点です。本来、保険制度は、利用者の状況に応じて対応を変えるものです。例えば、医療保険だと健康な人ほど優遇され、そうでない人は通常待遇というのが通常です。自動車保険でも、ゴールド免許の人と青色免許の人では取り扱いが変わりますよね。
ならば、健康保険でも、保険らしく、健康な人とそうでない人で対応を分けるのが妥当と思えるわけです。
■健康な人への「ご褒美」を作ろう。
「健康保険は、健康な人を犠牲にして成り立つ制度」というのではあまりに皮肉です。「若い人や健康な人から高齢者や病気がちな人への所得移転だ」と指摘されてしまうこともありますよね。なぜ健康な人とそうでない人で負担が同じなのか。どうして健康な人には「ご褒美」がないのだろうか。これでは、「健康であることはいけないことなのか?」とも思えてしまうのではないか。
健康を促進するのは健康保険制度の目的の1つに含まれているはずです。ならば、より健康的に生活することを奨励するインセンティブを組み込んでいてもいいですよね。
先ほど書いたように、健康保険の費用は「基礎保険料」と「利用時費用」の2つで構成されていますが、この費用を利用実績に連動して変動させるようにすれば健康な人へご褒美を用意できると思います。
ただ、利用時費用は高額療養費制度があるので、ある程度以上の負担になるとフラットになります。そのため、利用実績に応じて負担割合を3割から引き下げたり、もしくは引き上げたりしても効果はさほどではないかもしれない。そのため、利用実績に連動させて変動するのは基礎保険料の部分になる。
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そこで、利用額と利用頻度でマトリックス テーブルを作り、そのテーブルに加入者の利用実績を当てはめて基礎保険料を決めます。基礎保険料のマトリックス テーブルと利用時負担割合のマトリックス テーブルの2つを作ってもいいかもしれない。
ゆうパックや宅急便では、大きさと重さで料金を決めますよね。配送サービスでは、大きさと重さのマトリックス表があるので、荷物の3辺の長さと重さを測定し、その表に当てはめて送料を決定するわけです。これと同じように、利用額と利用頻度で健康保険の費用負担を決めると良いと思います。
絶対額で調整するか、パーセンテージで調整するかという問題もありますが、基礎保険料は絶対額で調整し、負担割合はパーセンテージで調整する(3割を2割に、3割を5割に、など)のがいいかもしれない。
公的な健康保険であっても、健康な人にご褒美を用意するのは有用なことではないでしょうか。
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『15分未満の勤務時間は切り捨て?』
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