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成長し続ける企業に!サービス業専門
社労士日記(第662回)
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おはようございます。
メルマガ発行者のこまつじゅんいちです。
このメルマガは
サービス業特に飲食店経営者及び店長
売上が上がらないとお悩みの経営者
労務管理の難しさを感じている
人事担当者
同業の
社労士さん
へ向けてこまつが自由に書きたいこと書いているメルマガです。
テーマは
「
従業員のやる気と売上は本当に連動している」
です。
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社労士日記
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小松潤一
社会保険労務士事務所
http://www.style-neo.jp http://www.style-neo.com
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目次
■はじめに
■部下の失敗2
■
社労士で独立
--------------------------------------------------------------
■はじめに
23歳のこまつが仕事で失敗した時に普通であれば
上司である人がこまつといっしょにクライアントにお詫びに行ったり
対処方法について考えて行動をしたりなど
部下の失敗は上司の失敗であるので責任を取るのです。
責任の重さが給与の金額にも反映されて上司は部下よりも
給与が高いのです。
ところが今までこまつは数多くの上司にであってきましたが
大半の上司は責任を取ってはくれません。
仕事でミスをしたと報告をしても
適当なことを言われて上司といっしょにクライアントに
お詫びに行くことなんてほとんどありませんでした。
【部下の失敗は上司の失敗】
そう思っているのですがこの世の中の上司連中と言えば
そのことを知っているのに責任を取ろうとはしません。
正直上司失格だと思います。
ところが優秀な上司は違っています。
こまつが大きなトラブルを起こした際には
こまつが対応するよりも早くクライアントに先回り
すでにお詫びを済ませて今後の対応策を考えて
こまつに指示を出します。
かと思うと
こまつが小さいトラブルを起こした際には
すぐに上司が対応しているのかと思うと
「お前で責任を取れ!!」
とほったらかしにされます。
泣く泣く自分だけでクライアントのもとに行き
こっぴどく怒られ
その失敗をカバーするだけのアイデアがなければ
なお怒られ・・・・・・
大きくてこまつでは解決できないトラブルは早急に動き
そうでないものはこまつの経験を積ませるために
ほったらかしにする
そんな上司も存在していたのです。
【部下の失敗は上司の失敗】
今日はそんな話
昨日の続きです。
-------------------------------------------------------------
■部下の失敗2
(今日も実話をもとにした作り話です)
仕事が順調に受注していてみんな遅くまで働いてくれている
それなのに経営者は即戦力を
採用してくれない
渕上は上司と言う立場から部下に対して申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
これだけは経営者に確認した。
「まもなく業務量がうちのキャパを超えてしまいます
どうなったら即戦力を
採用してくれますか?」
経営者は言った
「今期はどうしても黒字にする必要がある。よってあと3ヶ月間は人材を
採用する
予定はない。しかし来期は人員を増やしても黒字になるだろうから3ヶ月後には
採用をする!!!」
それを聞いて渕上は安心した。
その旨を部下を集めて発表した。
「経営者には経営者なりに色々な考えがある。我々ももうちょっと頑張ってみよう!!」
渕上に対する部下の信頼は厚かった。
ところが3カ月を待たずにひずみが出始めた。
深夜遅くまで働いてくれていた部下が遅刻が多くなって来たのだ
それもそのはず深夜2時まで働いて
朝の9時に出社しろって言うのだから寝坊もするよな
上司として注意をする必要がある
しかし現状を考えると注意も出来ない
そんな状態を見た経営者が経営者の立場から渕上を怒ったのだ
「遅刻をするなんて社会人にあるまじき行為、きつく罰せよ」
しかし渕上はその部下の頑張りを知っている
そもそも即戦力を早く
採用してくれないから
労働時間が長くなって
寝坊をしてしまう部下の気持ちも考えてくれ
そんな状態が続きある時部下からこんな相談を持ちかけられた。
部下
「確かに今月は2回ほど僕は遅刻をしました。でもその遅刻は深夜まで続く勤務の疲れからです。
残業も100時間位やっていますが僕は40時間分で自分自身で残業をカットして請求しています。
確かに遅刻をしましたが給与から遅刻の控除をされるのは納得いきません」
はっ!!!
部下の
給与明細を見せてもらった。
遅刻分給与が減らされているのだ。
そりゃーないよな。
残業代きちんともらっていないのに遅刻分はきっちり給与から引く
しかもその遅刻の原因は会社にあるのに・・・・・・・・
渕上はその他の部下の
モチベーションが下がってきていることを認識し始めた。
(このままではまずい!!)
そんな時だった。
今まで扱ったことのないような大型案件の見積もり依頼が入って来た。
この仕事を受注出来れば会社は一気に業績が上がる。
この報告を受けた経営陣は喜んだ。
「特別プロジェクトを組んでぜひこの案件を成功に導いてほしい!!
渕上君よろしくな」
渕上は心の中では違った考えを持っていて部下の全員同じ気持ちだった
「この仕事を今の状態で受注すれば確実にパンクする。ミスをして
会社存続の危機にまで陥る状況になる可能性もある。
この仕事を取ってはいけない」
しかし渕上はこの仕事はいらないが人員を増やすチャンスだと思い経営者に言いました。
「この仕事は確実に受注しましょう!(ウソ)
しかしこの仕事を処理するには現在の人員は足りていません。
即戦力を数名
採用して下さい」
この時ばかりは経営者はすぐに決断をした
「すぐに
採用活動を行う!」
やった!
ついに今の過酷な労働から部下を解放できる!
あとはこの大型案件をクライアントに断ってもらうだけだ(うちが受注しないだけだ)。
この案件には3社ほど同業他社がしのぎを削っていて
3社のうちから提案内容、受注金額で1社と
契約してもらえることになっている。
渕上は残り2社の状況を調べてどれ位の金額で提示してくるか
内容はどんなものかを調べてきた。
当社も含めて内容的にはほとんど違いがない
違いは受注金額だ
もう金額が一番安い企業に決まりそうだ。
A社はこの案件を1億2000万円という金額を提示しそうだ
B社はこの案件を1億円という金額を提示しそうだ
渕上はこの案件で当社の人員がきちんとそろっていたならば
9000万円という金額を提示したと思う
しかしこの仕事を受注する気はまったくない
部下のこの仕事をやる気はまったくない
そこで経営者にこう伝えた
「A社は1億2000万円を提示するようです。
B社は1億1800万円を提示しそうです。
よって当社は1億1000万円を提示しようかと思いますが
念のため1億500万円を出そうと思います。
どうでしょうか?
この資料が金額根拠の資料です」
渕上は経営者にウソをついたのだ
1億500万円で提示をするとB社がこの仕事を受注するはずだ
これで当社がこの仕事をやることはない!
経営者の承認を受けて1億500万円の見積もりを提出した。
「これでこの仕事は断られる。そして今
採用活動が最終面接まで進んでいるから
人員も増えるはず。
やっと部下の労働環境を改善できる」
そう思っていたが
そう思っていたが
プレゼンの結果がついに来た
電話でクライアントの担当から
「お宅に仕事をお任せすることにするよ」
渕上は驚いた
「え???なぜ?確かB社の方が安い金額を提示したと聞きましたが。。。」
渕上は何がなんだかわからなかったが担当者は続けて言った。
「プレゼンの次の日にお宅の社長がうちの会社に来て
1000万円を値下げして9500万円の見積もりを再提出してきたんだよ。
お宅が一番安くて渕上さんが仕事が出来るの私ども知っていますから
お願いすることに・・・・・」
そのあと担当の方が電話で何を言っているか渕上は上の空だった
どうして????
さらに新人が入社してきた。
即戦力が
採用されているのかと思うと
22歳の女の子
と
23歳の男の子が
採用された。
2人とも新卒だ
ちょっと待ってくれ
即戦力を
採用してくれるはずでは???
この忙しい時に新人教育もしなければいけないのか????
渕上も部下も一気に
モチベーションを下げた。
退職したいと言う部下も現われたが引きとめる元気は渕上には残っていなかった。
受注した大型案件も
ぽろぽろっとミスが出始めクライアントから注意を受け始めた
最初のころは笑って許されたが一人の部下が大きな失敗をしてしまった。
今回ばかりはクライアントも許してはくれない
経営者は言った
「渕上!!!お前の管理不足からこんな大きな失敗をしたんだぞ
どうしてくれるんだ。どういう対応を考えているんだ」
渕上は経営者に言った。
「これほどまでに労働環境が悪化しているのにどうして新卒なんて
採用したんですか?
これ以上の処理能力はうちにはないと報告したはず
現状の任務だけで精一杯で対策なんて考えている暇もありません。
社長!!とりあえずいっしょにクライアントにお詫びに行きましょう。
部長クラスの私だけがお詫びしても済む問題ではありませんので」
経営者がいっしょになってクライアントにお詫びに行くことはなかった
失敗をした部下はずっと泣いていた。
しかしそのミスを渕上は怒ることが出来ないでいた。
それくらい業務量が多かったのだ
ミスをしても仕方ない状況だった。
挙句の果てに経営者は責任を取ってくれない。
渕上にはこのトラブルを解決できるだけの元気が残っていなかった
朝起きても会社に行くことが出来なくなっていたのだ
退職だ
その後会社がどうなったかは知らない
おそらく多額の
損害賠償を受けているはずだ
しかしもうそんなことどうでもいい
部下の失敗は上司の責任
そう思って部下の失敗をたくさんかぶって来た渕上だったが
渕上の上司である経営者はその責任を取ることもしなかった。
まあ最終的に
損害賠償などで経営者は責任を取ることになるのだが・・・・
おしまい
よかったら感想をください
info@style-neo.jp
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■
社労士で独立
今日からしばらく
社労士として独立したいと思っている人向けに
アドバイスをしたいと思います。
毎日ちょっとずつ宿題を与えますのでそれを毎日実施すると
いつの間にか独立することが出来る状態になっているというものです。
今まで数多くの
社労士合格者に会ってきましたが結局独立できたのは
ほんの数人です。
なぜ資格があるのに独立できないか?
独立を決意出来ないのは独立後の生活が不安だからです
その不安を取るためのアドバイス
社労士で独立10!
宿題
今日で最後です。今までまとめた文章をまとめて
一体いくらのお金が必要になるのかを考えて下さい。
4月の売上が5万円
5月が10万円と
今まで立てた計画通り行くとこのような売り上げになるはず
次に創業当初一気に出ていく
経費が100万円で
毎月セミナーや○○やらで20万円程度支出がある
今貯金が200万円あるからこのまま計画通りでも
半年後にはお金がなくなる
200万円融資を受けれたら売上が安定する12月から
支出と収入が逆転してプラスに転じる
よし200万円融資を受けよう
今まで立てた計画を資金面に置き換えていつにいくら使い
いつにいくらお金が入って来て
今いくらお金があっていつにいくら不足するか???
具体的に考えてみてください
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創造人材
株式会社
小松潤一
社会保険労務士事務所
小松潤一
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■はじめに
■部下の失敗2
■社労士で独立
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■はじめに
23歳のこまつが仕事で失敗した時に普通であれば
上司である人がこまつといっしょにクライアントにお詫びに行ったり
対処方法について考えて行動をしたりなど
部下の失敗は上司の失敗であるので責任を取るのです。
責任の重さが給与の金額にも反映されて上司は部下よりも
給与が高いのです。
ところが今までこまつは数多くの上司にであってきましたが
大半の上司は責任を取ってはくれません。
仕事でミスをしたと報告をしても
適当なことを言われて上司といっしょにクライアントに
お詫びに行くことなんてほとんどありませんでした。
【部下の失敗は上司の失敗】
そう思っているのですがこの世の中の上司連中と言えば
そのことを知っているのに責任を取ろうとはしません。
正直上司失格だと思います。
ところが優秀な上司は違っています。
こまつが大きなトラブルを起こした際には
こまつが対応するよりも早くクライアントに先回り
すでにお詫びを済ませて今後の対応策を考えて
こまつに指示を出します。
かと思うと
こまつが小さいトラブルを起こした際には
すぐに上司が対応しているのかと思うと
「お前で責任を取れ!!」
とほったらかしにされます。
泣く泣く自分だけでクライアントのもとに行き
こっぴどく怒られ
その失敗をカバーするだけのアイデアがなければ
なお怒られ・・・・・・
大きくてこまつでは解決できないトラブルは早急に動き
そうでないものはこまつの経験を積ませるために
ほったらかしにする
そんな上司も存在していたのです。
【部下の失敗は上司の失敗】
今日はそんな話
昨日の続きです。
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■部下の失敗2
(今日も実話をもとにした作り話です)
仕事が順調に受注していてみんな遅くまで働いてくれている
それなのに経営者は即戦力を採用してくれない
渕上は上司と言う立場から部下に対して申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
これだけは経営者に確認した。
「まもなく業務量がうちのキャパを超えてしまいます
どうなったら即戦力を採用してくれますか?」
経営者は言った
「今期はどうしても黒字にする必要がある。よってあと3ヶ月間は人材を採用する
予定はない。しかし来期は人員を増やしても黒字になるだろうから3ヶ月後には
採用をする!!!」
それを聞いて渕上は安心した。
その旨を部下を集めて発表した。
「経営者には経営者なりに色々な考えがある。我々ももうちょっと頑張ってみよう!!」
渕上に対する部下の信頼は厚かった。
ところが3カ月を待たずにひずみが出始めた。
深夜遅くまで働いてくれていた部下が遅刻が多くなって来たのだ
それもそのはず深夜2時まで働いて
朝の9時に出社しろって言うのだから寝坊もするよな
上司として注意をする必要がある
しかし現状を考えると注意も出来ない
そんな状態を見た経営者が経営者の立場から渕上を怒ったのだ
「遅刻をするなんて社会人にあるまじき行為、きつく罰せよ」
しかし渕上はその部下の頑張りを知っている
そもそも即戦力を早く採用してくれないから労働時間が長くなって
寝坊をしてしまう部下の気持ちも考えてくれ
そんな状態が続きある時部下からこんな相談を持ちかけられた。
部下
「確かに今月は2回ほど僕は遅刻をしました。でもその遅刻は深夜まで続く勤務の疲れからです。
残業も100時間位やっていますが僕は40時間分で自分自身で残業をカットして請求しています。
確かに遅刻をしましたが給与から遅刻の控除をされるのは納得いきません」
はっ!!!
部下の給与明細を見せてもらった。
遅刻分給与が減らされているのだ。
そりゃーないよな。残業代きちんともらっていないのに遅刻分はきっちり給与から引く
しかもその遅刻の原因は会社にあるのに・・・・・・・・
渕上はその他の部下のモチベーションが下がってきていることを認識し始めた。
(このままではまずい!!)
そんな時だった。
今まで扱ったことのないような大型案件の見積もり依頼が入って来た。
この仕事を受注出来れば会社は一気に業績が上がる。
この報告を受けた経営陣は喜んだ。
「特別プロジェクトを組んでぜひこの案件を成功に導いてほしい!!
渕上君よろしくな」
渕上は心の中では違った考えを持っていて部下の全員同じ気持ちだった
「この仕事を今の状態で受注すれば確実にパンクする。ミスをして
会社存続の危機にまで陥る状況になる可能性もある。
この仕事を取ってはいけない」
しかし渕上はこの仕事はいらないが人員を増やすチャンスだと思い経営者に言いました。
「この仕事は確実に受注しましょう!(ウソ)
しかしこの仕事を処理するには現在の人員は足りていません。
即戦力を数名採用して下さい」
この時ばかりは経営者はすぐに決断をした
「すぐに採用活動を行う!」
やった!
ついに今の過酷な労働から部下を解放できる!
あとはこの大型案件をクライアントに断ってもらうだけだ(うちが受注しないだけだ)。
この案件には3社ほど同業他社がしのぎを削っていて
3社のうちから提案内容、受注金額で1社と契約してもらえることになっている。
渕上は残り2社の状況を調べてどれ位の金額で提示してくるか
内容はどんなものかを調べてきた。
当社も含めて内容的にはほとんど違いがない
違いは受注金額だ
もう金額が一番安い企業に決まりそうだ。
A社はこの案件を1億2000万円という金額を提示しそうだ
B社はこの案件を1億円という金額を提示しそうだ
渕上はこの案件で当社の人員がきちんとそろっていたならば
9000万円という金額を提示したと思う
しかしこの仕事を受注する気はまったくない
部下のこの仕事をやる気はまったくない
そこで経営者にこう伝えた
「A社は1億2000万円を提示するようです。
B社は1億1800万円を提示しそうです。
よって当社は1億1000万円を提示しようかと思いますが
念のため1億500万円を出そうと思います。
どうでしょうか?
この資料が金額根拠の資料です」
渕上は経営者にウソをついたのだ
1億500万円で提示をするとB社がこの仕事を受注するはずだ
これで当社がこの仕事をやることはない!
経営者の承認を受けて1億500万円の見積もりを提出した。
「これでこの仕事は断られる。そして今採用活動が最終面接まで進んでいるから
人員も増えるはず。
やっと部下の労働環境を改善できる」
そう思っていたが
そう思っていたが
プレゼンの結果がついに来た
電話でクライアントの担当から
「お宅に仕事をお任せすることにするよ」
渕上は驚いた
「え???なぜ?確かB社の方が安い金額を提示したと聞きましたが。。。」
渕上は何がなんだかわからなかったが担当者は続けて言った。
「プレゼンの次の日にお宅の社長がうちの会社に来て
1000万円を値下げして9500万円の見積もりを再提出してきたんだよ。
お宅が一番安くて渕上さんが仕事が出来るの私ども知っていますから
お願いすることに・・・・・」
そのあと担当の方が電話で何を言っているか渕上は上の空だった
どうして????
さらに新人が入社してきた。
即戦力が採用されているのかと思うと
22歳の女の子
と
23歳の男の子が
採用された。
2人とも新卒だ
ちょっと待ってくれ
即戦力を採用してくれるはずでは???
この忙しい時に新人教育もしなければいけないのか????
渕上も部下も一気にモチベーションを下げた。
退職したいと言う部下も現われたが引きとめる元気は渕上には残っていなかった。
受注した大型案件も
ぽろぽろっとミスが出始めクライアントから注意を受け始めた
最初のころは笑って許されたが一人の部下が大きな失敗をしてしまった。
今回ばかりはクライアントも許してはくれない
経営者は言った
「渕上!!!お前の管理不足からこんな大きな失敗をしたんだぞ
どうしてくれるんだ。どういう対応を考えているんだ」
渕上は経営者に言った。
「これほどまでに労働環境が悪化しているのにどうして新卒なんて採用したんですか?
これ以上の処理能力はうちにはないと報告したはず
現状の任務だけで精一杯で対策なんて考えている暇もありません。
社長!!とりあえずいっしょにクライアントにお詫びに行きましょう。
部長クラスの私だけがお詫びしても済む問題ではありませんので」
経営者がいっしょになってクライアントにお詫びに行くことはなかった
失敗をした部下はずっと泣いていた。
しかしそのミスを渕上は怒ることが出来ないでいた。
それくらい業務量が多かったのだ
ミスをしても仕方ない状況だった。
挙句の果てに経営者は責任を取ってくれない。
渕上にはこのトラブルを解決できるだけの元気が残っていなかった
朝起きても会社に行くことが出来なくなっていたのだ
退職だ
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しかしもうそんなことどうでもいい
部下の失敗は上司の責任
そう思って部下の失敗をたくさんかぶって来た渕上だったが
渕上の上司である経営者はその責任を取ることもしなかった。
まあ最終的に損害賠償などで経営者は責任を取ることになるのだが・・・・
おしまい
よかったら感想をください
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■社労士で独立
今日からしばらく社労士として独立したいと思っている人向けに
アドバイスをしたいと思います。
毎日ちょっとずつ宿題を与えますのでそれを毎日実施すると
いつの間にか独立することが出来る状態になっているというものです。
今まで数多くの社労士合格者に会ってきましたが結局独立できたのは
ほんの数人です。
なぜ資格があるのに独立できないか?
独立を決意出来ないのは独立後の生活が不安だからです
その不安を取るためのアドバイス
社労士で独立10!
宿題
今日で最後です。今までまとめた文章をまとめて
一体いくらのお金が必要になるのかを考えて下さい。
4月の売上が5万円
5月が10万円と
今まで立てた計画通り行くとこのような売り上げになるはず
次に創業当初一気に出ていく経費が100万円で
毎月セミナーや○○やらで20万円程度支出がある
今貯金が200万円あるからこのまま計画通りでも
半年後にはお金がなくなる
200万円融資を受けれたら売上が安定する12月から
支出と収入が逆転してプラスに転じる
よし200万円融資を受けよう
今まで立てた計画を資金面に置き換えていつにいくら使い
いつにいくらお金が入って来て
今いくらお金があっていつにいくら不足するか???
具体的に考えてみてください
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