2012年10月21日号 (no. 705)
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---3分労働ぷちコラム---
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本日のテーマ【
賃金が先か、利益が先か。】
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■卵と鶏。
卵が先に存在して、鶏はその卵から生まれたのか。それとも、鶏が先に存在して、その鶏が卵を生んだのか。
果たしてどちらが正しいのか。
調べても、ハッキリとした答えは見つからない。Wikipediaにも「鶏が先か、卵が先か」という項目がある。色々な分野から解釈を試みているけれども、どれも客観的な答えとして確定しているわけではなさそうだ。
「鶏が先か、卵が先か」、
労務でもこれと似た状況に遭遇することがある。
利益が増えるから、
賃金も増やせるのか。それとも、
賃金を増やすから、ヤル気が出て、利益が増えるのか。
どちらだろうか。
経営者ならば、「儲かれば、働いている人の収入も増える。利益がなければ、収入も増えるわけがない」と考える。一方、働く社員の立場ならば、「収入が少ないとヤル気がでないので、商売もうまくいかない。しかし、収入を増やせば、働く人にやる気が出て、商売が好転し、利益も増える」と考える。
どちらも尤もらしい考えです。
では、どちらの考えが妥当なのか。先に利益を生み出すのが妥当なのか。それとも、先に
賃金を増やして、その後に利益を増やしていくのが妥当なのか。
卵が先か、鶏が先か。利益が先か、
賃金が先か。
悩みますよね。
■先に投資するのが商売。
商売を加速させるときは、いつも先行投資が伴います。投資を先に実施して、後から回収する。この例は多々あります。
例えば、飲食店を開店するために、土地を取得して、店舗を建てる。その後、大型冷蔵庫を購入し、店にセットする。まな板、包丁などの細々とした調理器具、料理を作るための材料、お客さんが座る椅子、料理を並べるテーブル、
会計用のレジ、照明器具や空調設備の備え付け、店舗で働く人の募集、募集した人に仕事を教える手間、開店後にお客さんを集めるためのチラシ、などなど。色々と先行して
費用が発生しますよね。
お店を作るときは、先に投資しなければ商売が始まらない。何もないところでいきなり飲食サービスを提供するのは無理です。リアカー型の屋台でも先行投資は必要ですからね。
「腹が減っては軍(いくさ)ができぬ」という言葉もあります。仕事をするには、まずエネルギーを補給するのが先であって、食べずに仕事をしてもいいことはない。この言葉も、まずは先行投資するのがよろしいと示している。
まず広告で集客して、売上を上げて、利益を得る。
まず人を雇って、商売を拡大して、利益を得る。
まず外注先を確保して、本業に集中して、利益を得る。
まず宣伝でアカウントを獲得して、利用者を増えたところで利益を得る。
企業を買収して、規模を拡大し、得た利益で買収
費用を回収する。
どれも商売の基本です。先に投資するという考え方は間違ってはいません。
ならば、利益よりも先に人件費を増やすのがいい。そう結論を出したいところですよね。
先に利益を得るのは無理だから、まずは
賃金を増やして、社員さんにいい仕事をしてもらって、利益を増やしていく。この流れは商売の基本に忠実です。
しかし、先に人件費を増やすのは、利益が無いのに分配していることと同じと考えることもできます。いわゆる「蛸
配当」と同じ。利益があるから分配できるのであって、利益がないのに分配するのはよろしくない。
会社が集めた利益は、会社、
労働者、
株主の三者で分配される。100の利益を得たのであれば、50を会社で内部留保し、30を
労働者に、20を
株主にという具合に分配するのが自然です。しかし、利益がないのに、
労働者の分配を20に設定すると、利益がないのに
労働者の取り分を増やしていることになる。
ただ、蛸
配当という表現を使うときは、
株主への
配当に限定されるのが普通ですから、
労働者への配分(
賃金)を
配当として扱うのはヘンではあります。しかし、「無い袖を振っている」という点では同じです。
「先に利益だ」、「いや、先に
賃金だ」。この両者は、お互いに交わらない平行線のままです。
もし、どちらが正しいのかと聞かれれば、「どちらも正解だから、好きに決めていい」と私は答えるでしょう。
先行投資するのか、後から分配するのか。
どちらかを決めるのは経営者次第です。どちらが正解という問題ではなく、決断が肝になる。
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メールマガジン【本では読めない
労務管理の"ミソ"】のご紹介
内容の一例・・・
『定額
残業代で
残業代は減らせるのか』
『15分未満の
勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の
変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=
法定休日と思い込んではいけない』
『
半日有給休暇と
半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は
賃金or贈り物?』
『ケータイは仕事道具か遊び道具か』
など、その他盛りだくさんのテーマでお送りしています。
本に書いていそうなんだけど、書いていない。
そんな内容が満載。
【本では読めない
労務管理の"ミソ"】
▽ ▽ <登録はこちら> ▽ ▽
http://www.growthwk.com/entry/2008/05/26/125405?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
※配信サンプルもあります。
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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで
勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては
勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても
勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、
時間外勤務や
休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や
出勤簿で
勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
▽ ▽ < Clockperiodの利用はこちら > ▽ ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod20160308HT
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残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「
残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い
残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、
割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に
勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は
勤務時間を短く、ある日は
勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
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本日のテーマ【賃金が先か、利益が先か。】
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■卵と鶏。
卵が先に存在して、鶏はその卵から生まれたのか。それとも、鶏が先に存在して、その鶏が卵を生んだのか。
果たしてどちらが正しいのか。
調べても、ハッキリとした答えは見つからない。Wikipediaにも「鶏が先か、卵が先か」という項目がある。色々な分野から解釈を試みているけれども、どれも客観的な答えとして確定しているわけではなさそうだ。
「鶏が先か、卵が先か」、労務でもこれと似た状況に遭遇することがある。
利益が増えるから、賃金も増やせるのか。それとも、賃金を増やすから、ヤル気が出て、利益が増えるのか。
どちらだろうか。
経営者ならば、「儲かれば、働いている人の収入も増える。利益がなければ、収入も増えるわけがない」と考える。一方、働く社員の立場ならば、「収入が少ないとヤル気がでないので、商売もうまくいかない。しかし、収入を増やせば、働く人にやる気が出て、商売が好転し、利益も増える」と考える。
どちらも尤もらしい考えです。
では、どちらの考えが妥当なのか。先に利益を生み出すのが妥当なのか。それとも、先に賃金を増やして、その後に利益を増やしていくのが妥当なのか。
卵が先か、鶏が先か。利益が先か、賃金が先か。
悩みますよね。
■先に投資するのが商売。
商売を加速させるときは、いつも先行投資が伴います。投資を先に実施して、後から回収する。この例は多々あります。
例えば、飲食店を開店するために、土地を取得して、店舗を建てる。その後、大型冷蔵庫を購入し、店にセットする。まな板、包丁などの細々とした調理器具、料理を作るための材料、お客さんが座る椅子、料理を並べるテーブル、会計用のレジ、照明器具や空調設備の備え付け、店舗で働く人の募集、募集した人に仕事を教える手間、開店後にお客さんを集めるためのチラシ、などなど。色々と先行して費用が発生しますよね。
お店を作るときは、先に投資しなければ商売が始まらない。何もないところでいきなり飲食サービスを提供するのは無理です。リアカー型の屋台でも先行投資は必要ですからね。
「腹が減っては軍(いくさ)ができぬ」という言葉もあります。仕事をするには、まずエネルギーを補給するのが先であって、食べずに仕事をしてもいいことはない。この言葉も、まずは先行投資するのがよろしいと示している。
まず広告で集客して、売上を上げて、利益を得る。
まず人を雇って、商売を拡大して、利益を得る。
まず外注先を確保して、本業に集中して、利益を得る。
まず宣伝でアカウントを獲得して、利用者を増えたところで利益を得る。
企業を買収して、規模を拡大し、得た利益で買収費用を回収する。
どれも商売の基本です。先に投資するという考え方は間違ってはいません。
ならば、利益よりも先に人件費を増やすのがいい。そう結論を出したいところですよね。
先に利益を得るのは無理だから、まずは賃金を増やして、社員さんにいい仕事をしてもらって、利益を増やしていく。この流れは商売の基本に忠実です。
しかし、先に人件費を増やすのは、利益が無いのに分配していることと同じと考えることもできます。いわゆる「蛸配当」と同じ。利益があるから分配できるのであって、利益がないのに分配するのはよろしくない。
会社が集めた利益は、会社、労働者、株主の三者で分配される。100の利益を得たのであれば、50を会社で内部留保し、30を労働者に、20を株主にという具合に分配するのが自然です。しかし、利益がないのに、労働者の分配を20に設定すると、利益がないのに労働者の取り分を増やしていることになる。
ただ、蛸配当という表現を使うときは、株主への配当に限定されるのが普通ですから、労働者への配分(賃金)を配当として扱うのはヘンではあります。しかし、「無い袖を振っている」という点では同じです。
「先に利益だ」、「いや、先に賃金だ」。この両者は、お互いに交わらない平行線のままです。
もし、どちらが正しいのかと聞かれれば、「どちらも正解だから、好きに決めていい」と私は答えるでしょう。
先行投資するのか、後から分配するのか。
どちらかを決めるのは経営者次第です。どちらが正解という問題ではなく、決断が肝になる。
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そんな悩みをどうやって解決するか。
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の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
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ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
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「長時間の残業が続いている」
「残業代の支払いが多い」
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こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。
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『残業管理のアメと罠』
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