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運動会に行くなら計画有給休暇で。







2017年12月29日号 (no. 1055)
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http://www.soumunomori.com/profile/uid-20903/





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---3分労働ぷちコラム---
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本日のテーマ【運動会に行くなら計画有給休暇で。】
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2017年も9月になって、そろそろ運動会シーズンですが、これを書いているのが9月の27日ですから、もう終わっちゃった地域もあるでしょう。

中には5月に終わってしまう学校もあります。大阪だと小学校の運動会は5月に開催されました。まだ涼しい時期に済ませてしまえば、夏の暑い時期を避けられますから、そういう利点を考えて5月に開催するんですね。


休み明けに運動会の練習を始め、残暑でジリジリと暑い時期に砂埃にまみれて何度も入場行進を繰り返す。思い出すだけで、もう二度とやりたくない練習です。「ちゃんとやったら、1回で終わるんや」と先生が言い、実際にチャンとやると、「やったらできるやんけ。よし、もう1回」とくる。

学校の先生に対する殺意を抱くのがあの時期で、運動会の練習ほど理不尽なものはありません。同じことを何度も何度も。学校は軍隊と一緒だなと何度思ったことか。


ちなみに、中学校の運動会は9月でした。小学校は5月で、中学校は9月。これが大阪の公立学校のスケジュールだったようです。


練習、練習と、練習すればするほど運動会を嫌いになる。小学校、中学校の頃はそういう感情を抱いていましたね。暑いし、砂埃で髪がバリバリになるし、口の中はジャリジャリするし、「楽しかった運動会」なんて歌もありましたけど、「本当に楽しかったの?」と質問したいぐらいでした。



余談ですが、小学校、中学校、高校と年齢があがるにつれて見に来る人が減ります。小学校の運動会は大盛り上がりで、運動場が一杯になるほど人が来ます。場所取り競争も熾烈ですから、呑気にお昼頃に学校に着くと場所がないんです。

観ていて楽しいのは小学校の運動会で、小さい子から大きい子までいて微笑ましい感じ。

中学校になると体も大きくなってハプニング的な場面は少なくなり、観ている方としては面白みに欠けます。高校になると、もう大人の運動会を観ている感じで、見に来る人も少なくなります。

 


 

■学校のイベントと休暇を連動させる


運動会や体育大会は日曜日に設定されることが多く、親も観に行きやすいように工夫されています。

ただ、職業によっては日曜日も出勤になっているものもあり、そういう仕事をしている方には日曜日でも運動会に行きにくい状況があります。


そこで、計画有給休暇を学校のイベントに合わせて設定するのも一案です。

自分の子供が参加する学校のイベントに合わせて休暇を取れるようにすれば、人は嬉しいと感じるもの。


いつ運動会があるかは事前に分かっていますから、学校に通っている子供がいる社員にその日程を聞いておき、計画有給休暇をそういうイベントに連動させる。これだと確実に運動会を観に行けますから安心です。

何の目的もないけど休暇というよりは、小学4年の次女の運動会を観に行くために休暇を取るとなれば、これはただの休暇よりも有意義です。オトーサン、オカーサンも大張り切り。


毎月1日、計画有給休暇で休暇を消化させていく。そういうルーティンな計画休暇もありますが、やはり何らかの理由を伴う方が休みがいがあります。

運動会以外にも、三者面談、懇談、授業参観、学校によってはバザーというイベントもあります。他にも文化祭とか。でも、文化祭は学内限定のイベントなので親は来ないんですかね。

 

 


■2段階方式の休暇


計画有給休暇というと会社側が一方的に日程を決めるというイメージがありますけれども、社員側の予定を考慮して計画有給休暇のスケジュールを決めてもいいですね。

子供がいる社員ならば、入園式(入学式)、卒園式(卒業式)、運動会、授業参観など、事前にカレンダーで予定が分かりますから、それを見ながら計画休暇の日程を調整して入れ込んだらいいのです。

もし本人の希望が入らない場合は、計画休暇の残日数を会社で割り当てる。こういう2段階方式にするのも方法の1つです。

 

 



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半日有給休暇半日欠勤の組み合わせはダメ?』
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合格率0.07%を通り抜けた大学生。


今、私はこうやって社労士という職業で仕事をしているわけですが、子供の頃からなりたかった職業というわけではなくて、大学生の頃に遭遇したきっかけが始まりです。

子供の頃になりたい職業というと、男の子ならば、警察官やスポーツ選手、パイロットというのが良くあるもの。女の子だと、スチュワーデス(今はキャビンアテンダント)、花屋さん、ケーキ屋さん、保育園の先生とか。そういう社会的に広く認知されたものが選ばれるので、小学生や中学生が社労士になりたいなんてことはゼロではないのでしょうが、極めて稀でしょう。

私が社労士試験に合格したのは大学4年のときで、いわゆる「現役合格」です。けれども、3年の時に一度不合格になって、ヘコんだんです。「たかが社労士試験ごときにオチたのか」って。だって、簡単そうなイメージがするでしょ、社労士なんて。チョチョッと勉強すれば、スルッと合格できるだろう。そう思っている人も少なくないはず。

「よく知られている資格 = 難しい」、「あまり知られていない資格 = 難しくない」。こういう判断基準があって、社労士は後者に該当するため、難しくないだろうと思われてしまうわけです。

私もそうやってナメていたクチですから、不合格になったんです。

実際は、想像しているよりも難易度は高くて、大学生の頃に約1年ほど時間を投じて、やっとこさ合格したのが本当のところ。


どうすると不合格になるか。どんなテキストや問題集を使えばいいか。問題集の使い方。スマホをどうやって社労士試験対策に活用するか、などなど。学生の頃の視点で書いています。

社労士試験というと、社会人の受験者が多いですから、学生の人の経験談が少ないんですよね。だから、私の経験が学生の人に役立つんじゃないかと思います。

とはいえ、学生の人が社労士に興味を持つというのはやはりレアで、何らかのきっかけが無ければ出会えないでしょうね。ただ、珍しいといっても、毎年、1割弱ほどは学生の受験者がいるので、受験者の総数を5万人と仮定すると、その1割弱なら3,000人から4,000人ぐらいは学生がいます。

そういう方の役に立つならば、私の経験も使っていただきたいですね。


http://www.growthwk.com/entry/2017/02/28/121910?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_common_20171229_2
大学生が独学で社労士試験に合格する方法: 合格率0.07%の軌跡




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残業で悩んでいませんか?

「長時間の残業が続いている」
残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」

こういう悩み、よくありますよね。

ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。

法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。

とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?


毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。

例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。

仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。

でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。

「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。


『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_common_20171229_3





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決まったことを決まった手順で処理するのは難しいものではありません。例えば、給与計算。毎月1回は給与が支給されるので、その計算作業も毎月ありますけれども、頭を悩ませるほどのものではありません。

他には、雇用保険社会保険への加入手続きもちょくちょくと発生しますけれども、これも必要な書類を揃えて出すだけですから難しくない。

労務管理ではルーティンな業務があり、それらを処理するには特別な能力や知識は必要ありません。

しかし、時として、普段は遭遇しないような問題が起こります。例えば、休憩時間を1回ではなく何回かに分けて取るのはいいのかどうか。有給休暇を半日や時間単位で細かく分けて取ると便利なのかどうか。仕事着に着替える時間には給与は支払われるのかどうかなど。答えが1つに定まりにくい問題が労務管理では起こります。


一例として、

Q:会社を休んだら、社会保険料は安くなる?
Q:伊達マスクを付けて仕事をするの?
Q:休む人が多くて勤務シフトに穴が開く。対処策は?
Q:休憩時間を分けて取ってもいいの?
Q:残業を許可制にすれば残業は減る?
Q:残業しないほど、残業代が増える?
Q:喫煙時間は休憩なの?
Q:代休振替休日はいつまでに取ればいいの?


このような問題に対して、どのように対処するか。それについて書いたのが『仕事のハテナ 17のギモン』です。

▽    ▽   『仕事のハテナ 17のギモン』    ▽    ▽
http://www.growthwk.com/entry/2017/05/23/132023?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod_common_20171229_4



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