2009年3月25日号 (no. 172)
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■3分労働ぷちコラム
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本日テーマ【来月退職する人にも有給休暇は付与すべし】
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■もう退職するのだから、有給休暇を減らす?
ある会社に、有給休暇の付与日が4月1日の社員さんがいるとします(今現在の
時間はは4月1日とします)。
さらに、この社員さんは、5月の末日で退職すると仮定します。
また、勤続期間は4月1日でちょうど1年6ヶ月です。
この場合、会社はこの社員さんにどの程度有給休暇を付与すれば良いでしょうか。
「1年6ヶ月だから、11日の有給休暇を付与すべきだ」と考えるのか、
それとも、
「もう退職するんだから、有給休暇は減らす(もしくは無し)」と考えるのか。
どちらでしょう。
そこで、来月いっぱいで退職する社員さんに対して、あえて今月に有給休暇を
付与すべきかどうかが疑問となります。
■「過去の」勤務期間と出勤率を基準にしているのが有給休暇。
結論を言えば、前者が正解です。
なぜならば、「将来の勤務予定」によって有給休暇の内容は変更されませんので、
たとえ来月いっぱいで退職することが確実であっても、有給休暇は通常通りに付
与すべきとなります。
確かに、「もうすぐ退職する社員さんに有給休暇を通常通りに付与するのは、
何となく腑に落ちない」と感じることもあるのでしょうね。
たとえ付与するとしても、日数を減らして付与するという対応をしたいと
考える場合もあるようです。
しかし、有給休暇を付与するかどうかの基準は、「過去の勤務期間」と
「過去の出勤率」という2点にあります。
つまり、過去の勤務実績を考慮して、有給休暇を付与したりしなかったり
するわけです。
ゆえに、休暇を付与した後、間もなく退職することが確実であっても、有給休暇
の日数を減じたり、休暇自体を付与しないという対応は正しくありません。
「有給休暇は過去のデータを基準に付与される」
ということを覚えておいてください。
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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、時間外勤務や休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や出勤簿で勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
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残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
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