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労務管理

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倒産時の離職票事務について

著者 アオネコ さん

最終更新日:2010年02月22日 22:08

従業員40人の中小企業で勤めております。
近々、会社が倒産しそうなのですが、総務部員が私一人だけなので全従業員離職票及び最後の給与計算、退職金計算等を任されることになりそうです。

私自身も退職後なのでこれらの事務作業に対しての報酬が支払われるか疑問であり、あまり前向きに考えられません。

そもそもこれらの残務処理はいくらくらいの報酬が妥当でしょうか?
社長が弁護士に依頼した場合はいくらくらいになるでしょうか?

できれば、社長から弁護士に依頼して頂きたく考えているのですが・・・。

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Re: 倒産時の離職票事務について

著者犬の名前はるねさん

2010年02月23日 10:54

削除されました

Re: 倒産時の離職票事務について

著者犬の名前はるねさん

2010年02月23日 11:33

アオネコさんご苦労お察しいたします。
私も一昨年倒産を経験いたしまして、事務一切を引き受けました。その時の経験からの回答になります。
倒産の手続きをする場合、会社継続の見込みがない場合、破産の手続きをすることになり、裁判所に申請しないといけません。かなりの書類を事前に用意せねばならず、弁護士なくして手続きはほぼ出来ません。破産後は、裁判所から破産管財人が指名されます。ですから弁護士と仕事することになると思います。
そこで残務処理の報酬ですが、私の場合は倒産前の給料総額を約8割位にしたものを時間給で破産管財人から支給されました。ただしそれに対する雇用保険労災保険の適用はありません。(健保、年金も自分で入ることになります)
報酬の妥当性についてですが、残った会社の財産や、回収見込みのある債権から管財人が決定すると思います。もっとも私は、長年お世話になった会社ですし、他の社員のことを考えると、無報酬でも仕事するつもりでした。そうしないと自分の雇用保険の手続きも遅れますし。
倒産前後、考えも及ばない事務作業が続くと思いますが、どうか健康に気をつけ、他の社員の為にもがんばってあげてください。きっとあなたのキャリアにつながると思います。

Re: 倒産時の離職票事務について

著者アオネコさん

2010年02月23日 18:42

アドバイスありがとうございます。
報酬でお仕事するつもりなんて・・・頭が下がります。
私は会社にお世話になっている気持ちもあるのですが、経営陣に対して不信感がありまして、報酬が低ければこれ以上関わり合いたくないと考えております。
現給与の8割程度でしたら、やはり社長に他の方を雇って退職処理をして頂くようお願いしようと思います。

実は経営陣は借入等の連帯保証に入っておりませんので倒産してもリスクが全くありません。
それどころか、倒産間際になっても高い給与を平気で貰っているのです。

とても参考になりました。ありがとうございます。

Re: 倒産時の離職票事務について

著者カイツブリさん

2010年02月24日 10:30

> アドバイスありがとうございます。
> 無報酬でお仕事するつもりなんて・・・頭が下がります。
> 私は会社にお世話になっている気持ちもあるのですが、経営陣に対して不信感がありまして、報酬が低ければこれ以上関わり合いたくないと考えております。
> 現給与の8割程度でしたら、やはり社長に他の方を雇って退職処理をして頂くようお願いしようと思います。
>
> 実は経営陣は借入等の連帯保証に入っておりませんので倒産してもリスクが全くありません。
> それどころか、倒産間際になっても高い給与を平気で貰っているのです。
>
> とても参考になりました。ありがとうございます。


はじめまして。

同様の経験をしており、いくつか心配な点がありコメントさせていただきます。

一つは、他の人に離職票等の手続きを任せた場合、社員の方々の失業給付の手続き等が遅れる可能性があることです。

私は、私を含め社員が全員解雇された翌日1日だけ、ボランティアで出社し、社会保険関係の手続きを終えました。

一日で終わるよう、あらかじめ離職票は記入し、社員のサインももらっていました。健康保険証も解雇日には総務に届くように手配していました。それは会社の為ではなく、自分の為、社員の為です。

もう一つ、給料や退職金の件ですが、会社が一旦破産してしまうと、給料や退職金は労働債権として優先的に支払われる債権になりますが、それは会社の残った売掛金等の資産の確定後になります。そして確定するには1年以上かかることはままあります。

破産管財人さんは、ある程度は配慮してくれるでしょうが、最終の給料は実際の支払日とは関係なく、会社が法的に破産する前に貰っておくべきです。ですが、その計算や振込手続きは誰がするのかという問題があります。

私の経験では、給料は、通常の支払日前に、最終の給料で締め日以降の給料を翌月分としてその他欄にプラスする形で、最終日分までもらいました。計算や手続きは、社長(と、たぶん破産管財人さん)の許可を得て総務の私がしました。

会社払いの退職金は1年を過ぎた今も貰っていません。
社員が貰える退職金の額は破産管財人さんに資料として渡しています。

くれぐれも、ご自身や他の社員の損にならないように気をつけてください。

Re: 倒産時の離職票事務について

著者アオネコさん

2010年02月25日 19:41

アドバイスありがとうございます。
ボランティアなんて凄いですね。

会社の倒産を前もって知らされた場合は、倒産までに離職票の作成及び最後の給与計算を行いたいと思います。
倒産まではきちんと給与を貰えますので。

ただ、倒産後、ボランティアをする気はどうしても起きないので弁護士さんにお任せしようと思います。

倒産後1日だけボランティアということでしたが、社長やその他の役員報酬の交渉はしなかったのでしょうか?

Re: 倒産時の離職票事務について

著者カイツブリさん

2010年02月25日 21:08

> アドバイスありがとうございます。
> ボランティアなんて凄いですね。
>
> 会社の倒産を前もって知らされた場合は、倒産までに離職票の作成及び最後の給与計算を行いたいと思います。
> 倒産まではきちんと給与を貰えますので。
>
> ただ、倒産後、ボランティアをする気はどうしても起きないので弁護士さんにお任せしようと思います。
>
> 倒産後1日だけボランティアということでしたが、社長やその他の役員報酬の交渉はしなかったのでしょうか?


倒産というのは、破産と考えてよいのかなと思いますが(民事再生の場合もありますので)、会社は一旦破産してしまうと社長や役員の権限はほとんど無くなってしまいます。

だから報酬を貰って残務整理的なことを行う場合、報酬を貰う相手は破産管財人(弁護士)であって社長や役員ではないのです。

私の勤めていた会社の場合、社長は色々連帯保証していて自己破産確定状態で気の毒でした。

一日ボランティアしたのは、とにかく早く私自身の失業給付や健康保険の手続きをしたかったからで、破産管財人さんに任せていると日にちがかかりそうだったから。解雇されてからでないと喪失の手続きもできませんし。

経験では、破産の数日前に私を含め残った社員が全員解雇されました。破産してからでは元社員は会社に立ち入ることもできないのだそうです。

破産管財人さんが手伝いを本当に必要としているのは経理の担当者だと思います(資産の回収の為に)。総務は最終給料とか退職金とかの処理だけですから、そう長く手伝う必要もないのではと思いますが、アオネコさんは経理もやっているのかな。

私の勤めていた会社では、経理担当者は社長や破産管財人さんのやり方が気に入らないといって怒って、報酬が貰える筈の一切の残務整理を断ってしまい、破産管財人さんだけで資産の回収をしているみたいです。

破産が差し迫ると、とにかく大変で、破産管財人さんとあれこれ交渉するのも面倒だし、一日くらいのボランティアは何とも思わなかったですよ。

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