2010年3月12日号 (no. 524)
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---3分労働ぷちコラム---
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本日のテーマ【遅刻逃れのためにフレックスタイム制度が使われる】
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■遅刻がちな人に有利?
ほとんどの会社では、始業時刻と終業時刻が固定されていると思います。
始業時刻が何時で、終業時刻が何時。この時間の間は会社に拘束される時間なのでしょうね。
さらに、始業時刻よりも遅く出勤すると遅刻になり、また、終業時刻よりも早く退社すると早退になります。
そこで、より緩やかに始業と終業の時刻を設定しようと考え、フレックスタイム制度を採用する企業もあります。
フレックスタイム制度を採用すると、始業時刻と終業時刻に幅を持たせることができるので、遅刻や早退が起こりにくくなるようです。
今までは9時出勤で固定されていたけれども、フレックスタイム制度のために、9時から11時までに出勤すればよいことになったので、遅刻しにくくなるのでしょうね。そのため、朝早く起きるのが苦手な人には良い仕組みなのかもしれません。
■遅刻に困るなら、フレックスタイム制度はヤメるべき。
フレックスタイムだと、始業時間は固定されないので、コアタイムまでに出勤すれば遅刻にはならないものの、人によってはフレックスタイム制度を採用しても遅刻しそうになる人がいるかもしれませんね。9時から11時で出勤可能であったとしても、いつも11時ギリギリに出勤する人がそうでしょうか。
そのため、遅刻しがちな人のためにフレックスタイム制度を採用するのは嫌だと考える人も出てくるようです。時間にキッチリとした人だとこのように考えるのかもしれませんね。
しかし、フレックスタイム制度は始業時刻と終業時刻を社員の自主判断に任せる仕組みですから、9時から11時までをフレキシブルタイムとして設定したならば、その時間内で出勤すれば足りるのですから、9時に出勤しても、10時に出勤しても、11時に出勤しても構わないのですね。
もし、社員を時間でキッチリと拘束したいと考える会社には、フレックスタイム制度は馴染みません。キッチリ拘束するならば、時間もキッチリと管理すると良いでしょう。
フレックスタイム制度は、時間による拘束を緩めることに効用があるのですから、締め付ける発想で運用する仕組みではありません。
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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、時間外勤務や休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や出勤簿で勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
▽ ▽ < Clockperiodの利用はこちら > ▽ ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod20160308HT
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残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
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