2010年5月4日号 (no. 577)
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---3分労働ぷちコラム---
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本日のテーマ【日本は常態的にワークシェアリングなのでは】
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■実質的にワークシェアリングは導入されている。
景気がよろしくないという雰囲気が醸成されてくると、ワークシェアリングが話題になる。最近は話題から遠のいているけれども、時折思い出したように話題になるのがワークシェアリングだ。
誰が最初に話題にするのかは分からないけれども、ひょんなきっかけから話題が発生する。ワークシェアリングは、1人あたりの賃金や勤務時間を減らして雇用量を維持しようとする施策です。端的に言うと、1人でできる仕事を2人で担当したり、1人でできる仕事を3人で担当したりするわけです。
政府がワークシェアリングを導入すると言わなければ導入できない、と思われているフシもあるが、現実には公的にワークシェアリングを導入しなくても、すでにワークシェアリングは実施されている状況なのではないかと私は思う。ワークシェアリングを導入しているとは公に表明していないけれども、実体的にはワークシェアリングを導入している場合と同じ状況になっている組織もあるのではないか。
■賃金が上がりにくい地合い=ワークシェアリング的。
つまり、ワークシェアリングそのものではないけれども、「ワークシェアリング的」な状態ではあるということ。
賞与や退職金で賃金コントロールすることで、実質的にワークシェアリングと同じ状況を作り出すことは可能です。月給でも、簡単には昇給しないように人事査定を不明朗にすることでワークシェアリングの仕組みを作り出すことが可能でしょう。つまり、一人当たりの賃金を低くすることで、雇用量を増やしているわけです。
なかなか昇給しないフルタイム社員の方とか、なかなか昇給しないパートタイム社員の方というのは結構いらっしゃるのではないでしょうか。「もう7年ほど、月給31万円で固定されている」とか、「13年働いているけれども、昇給は1回もなくて、時給870円のままです」というパートタイム社員の人とか。こういう人たちは意外といますよね?
仕事の習熟度で賃金を分けず、入社年次ごとに賃金テーブルを作り、一律の賃金水準に設定している企業は思いのほか多いはず。
毎年数千円ずつ全員一律で上昇させている。6年間勤務して昇給しても時給で20円や30円上乗せる程度。これが実態ではないでしょうか個々の生産力に合わせて賃金を変えるのではなく、人事予算内でなるべく多くの人を雇う方に重点を置いているのではないでしょうか。
ワークシェアリングの趣旨は、一人当たりの賃金を低く押さえて、雇用量を維持もしくは増加させる点にあります。ならば、上記のような状況は実質的にはワークシェアリングと考えて間違いないでしょう。
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『定額残業代で残業代は減らせるのか』
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『日曜日=法定休日と思い込んではいけない』
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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、時間外勤務や休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や出勤簿で勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
▽ ▽ < Clockperiodの利用はこちら > ▽ ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod20160308HT
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残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
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