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消せるボールペンで残業代を水増し申請。





2014年4月12日号 (no. 816)
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---3分労働ぷちコラム---
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本日のテーマ【消せるボールペンで残業代を水増し申請。】
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■その手があったか、、、。


 消せるボールペンというものが何年か前に開発されて、ちょっと話題になった記憶がありますが、悪知恵が働く人が残業代を水増し請求するために使ったようです。


「消せるボールペン」で勤務水増し…痕跡残らず
http://news.livedoor.com/article/detail/8711213/
 ゴムの摩擦熱で筆跡を消し、書き直せる「消せるボールペン」を悪用した不正が相次いでいる。

 不正に至らなくても、自治体職員が消せるペンを使って行政文書を作成し、監査で指摘を受けた例もある。メーカー側は証書類や宛名書きに使わないようペンに明記するなどしており、「便利なものなので、適正な使用をしてほしい」と用途の徹底を呼びかけている。

 茨城県土浦市消防本部で昨年9月、時間外勤務手当約70万円を不正受給していたとして、男性主任(当時30歳)が懲戒免職となった。給与担当だった男性は「消せるボールペン」で勤務管理表を書いて上司の決裁を受け、市人事課に運ぶ途中に書き換えて時間を水増ししていた。

 消せるボールペンは、特殊なインクを使い、ペンの後端部などに付いている専用ゴムでこすり筆跡を消す。市販の消しゴムで消えるインクもある。修正液などでは修正した跡が残ったり、分かったりするが、これは直した痕跡が残らない。



 申請書類に消せるボールペンで記入し、決済印をもらい、その後で内容を修正する。この方法を用いれば、確かに残業代を水増しすることができます。
 
 他にも、契約書を消せるボールペンで作成したり、休暇申請書だとか傷病申請書などの書類を消せるボールペンで作成したり、あとはテストの解答用紙を消せるボールペンで作成したり、成績表を消せるボールペンで作成したり。まあ、色々と悪い使い方が出来る道具です。
 
 消せるボールペンで出勤簿に記入しておけば、後から都合の良い時間に勤務時間を修正できるので、働く側にとっては残業代を増やし放題ですし、会社側にとっては残業を隠蔽し放題です。

 契約書に使って、契約内容を変えることもできそうです。ただ、契約書には写しがあるでしょうから、さすがに消せるボールペンでも改ざんはしにくいかもしれない。
 




■ボールペンは消せないから価値がある。


 この消せるボールペンが登場した頃、このペンはどういう用途で使うのか私には分かりませんでした。ボールペンは消せないことに価値がありますから、後から修正できてしまうとなると、ボールペンの利点が失われます。これだと、鉛筆やシャープペンシルと同じであって、あえてボールペンを選択する理由がなくなります。
 
 あえてメリットを挙げれば、削ったり芯を追加する必要がないという点がメリットなのかもしれません。鉛筆を使っていると定期的に削らないといけないし、削りカスも出てきます。また、シャープペンシルの場合は、芯がなくなったらキャップを外してペンに追加しないといけないし、芯の在庫がなくなれば文房具店で購入する必要があります。この点では、消せるボールペンに利点があるのかもしれません。
 
 しかし、ボールペンはやはり消せないという点が最大の特徴であり、その部分を除いてしまったら、やはり使いにくいのではないかと思います。
 
 私の大学時代のテストでは、黒か青のボールペンを使うように決められていました。全ての科目がそうであったわけではありませんが、記述式のテストを実施する科目ではボールペンの利用が必須でした。
 
 ボールペンを利用する理由は、後から内容を改ざんされないようにするためであり、さらに、シャープペンシルよりもハッキリと文字を表示できるので、解答用紙を読みやすくなるという点もありました。削ったり芯を追加したりする必要がないので、学生にとっても悪くない筆記用具でした。
 
 確かに、ボールペンで筆記するのは考えようによっては便利です。高校生までは、ずっとシャープペンシルを使っていて、芯の補充や購入が面倒でした。それでも、みんなシャープペンシルを使っていたので、私もシャープペンシルを使うのが当たり前だと思ってしまっていて、ボールペンを使うという発想がなかったです。
 
 ボールペンならば、芯の補充・購入が不要だし、消しゴムのカスが机に散乱することもない。鬱陶しかったですからね、消しゴムのカスは。また、シャープペンシルよりも筆記時の抵抗が少ないので、文字をたくさん書いていても疲れにくいのも良い点です。
 
 小学生や中学生、高校生もノートを作成するときはボールペンを使ったら良いのではないでしょうか。使い始めは抵抗があるでしょうし、書いたら消せないので二重線で打ち消す必要があり、この点でも心理的な抵抗感があるかもしれない。しかし、実際にボールペンを使っていると、その快適さがジワジワと伝わってきて、なぜ今までシャープペンシルと消しゴムを使っていたのかと後悔するほどです。
 
 学生には消せるボールペンはオススメかもしれませんね。芯の部分のケアが不要で、インクが切れるまで書き続けられるし、いざというときには消しゴムで消せる。芯の補充をしなくていいという点は地味ですがありがたいメリットです。
 

 改ざんされて困る書類を作成するときは消せるボールペンを使わない。学習ノートを作成するときは消せるボールペンを積極的に使う。場面に合わせて筆記用具も選択する必要がありますね。
 
 



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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。


タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで勤務時間を集計しないといけない。

しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては勤務時間の集計は悩みのタネですよね。

そんな悩みをどうやって解決するか。

そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。


Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。


始業や終業、時間外勤務休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。

Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
出勤簿勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。

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残業で悩んでいませんか?

「長時間の残業が続いている」
残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」

こういう悩み、よくありますよね。

ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。

法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。

とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?


毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。

例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。

仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。

でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。

「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。


『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160307HT



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