2015年7月31日号 (no. 890)
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本日のテーマ【お盆休みと有給休暇を抱き合わせ。】
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■大型連休と有給休暇を合体させる。
2015年も7月末まで来て、もうすぐお盆の時期がやって来ます。最近では、学校の夏休みが短縮されつつあるようで、9月に入ってから2学期が始まるのではなく、8月後半から2学期が始まる学校も増えています。夏休みの始まりが7月中頃と早まっているので、休みの長さそのものは変わっておらず、夏休みが短くなったわけではなさそうです。
学生は夏休み、社会人はお盆休みですが、お盆休みの前になると、あるキャンペーンが実施されます。
5月のゴールデンウィークの時も同様でしたが、大型連休の前になると、連休に有給休暇を組み込んで使うように厚生労働省から案内が来ます。
book761(ゴールデンウィークと有給休暇を抱き合わせて、一気に年休を消化しよう。)
http://www.growthwk.com/article/15183907.html
今年、2015年の4月に、年次有給休暇取得促進リーフレットが厚生労働省のウェブサイトに掲載されていました(2015年7月時点でも閲覧できます)。平成26年11月のドキュメントなので、去年の年末年始に合わせて作成されたものでしょう。
「休暇取得に向けた環境づくりに取り組みましょう!」(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/jikan/dl/yukyu_h26_year_02.pdf
有給休暇をチョロチョロと使うと、その都度、申請しなければならず、場合によっては時季を変更されることもありますので、なかなか消化が進まないこともあります。
一斉に連休を取得する時期に、有給休暇を抱き合わせると、ドカッと休暇を使えるので、サクサクと休暇が減ります。
■2015年は4回、チャンスがある。
2015年は、休暇を一気に消化するチャンスが4回あり、5月のゴールデンウィーク、8月のお盆、9月の連休(いつのまにか「シルバーウィーク」という名称になった)、そして年末年始です。
お盆休みの時期は会社ごと、個人ごとに違いがありますので一概に言えませんが、8月15日前後が多いでしょう。2015年のカレンダーを見ると、8月は祝日が無いので、例えば、8月12日から19日まで休みにするとなると、15日の土曜日、16日の日曜日以外の日に有給休暇を入れ込むことが可能です。
お盆休みを設ける義務は企業にはありませんから、8月は無休で営業しても構いませんが、就業規則や慣習などにより、8月の中頃に休みを設定している会社は多々あります。
通常通りのお盆休みだと無給の休みですが、計画有給休暇でもってお盆休みをつくり上げると、有給でお盆休みを設定できます。企業が主導して、8月の中頃に有給休暇をスケジュールに組み込むには、就業規則に計画有給休暇に関するルールが必要です。
7月末の今から計画有給休暇を導入して運用するとなると時間もありませんが、お盆の時期に有給休暇を使えるとアナウンスすることならば可能でしょう。上記の例だと、8月12日から19日、土日を除くと5日ありますので、それを有給休暇に変えてしまうのもアリです。
普段から休暇をマメに使えている職場ならば、あえて連休時に休暇を使わなくても良いでしょうが、休暇の消化が進まない職場ならば連休とセットで休暇を使ってしまうのも一考です。
2015年は9月にも連休(9月19日から23日)がありますので、24日、25日を休暇にするというのも良いかもしれません。
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メールマガジン【本では読めない労務管理の"ミソ"】のご紹介
内容の一例・・・
『定額残業代で残業代は減らせるのか』
『15分未満の勤務時間は切り捨て?』
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『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=法定休日と思い込んではいけない』
『半日有給休暇と半日欠勤の組み合わせはダメ?』
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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、時間外勤務や休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や出勤簿で勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
▽ ▽ < Clockperiodの利用はこちら > ▽ ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod20160307HT
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残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160307HT
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