固定残業手当と社会保険料について

算定や月変の計算における「報酬額」は、その月に支払われた金額ですから、当然固定残業手当も含まれます。

標準報酬月額の算定基礎となる報酬とは、
使用者から労働の対価として支払われるすべての報酬のことを指します。
ですから、基本給や固定残業代はもちろんのこと、
残業手当、通勤手当、住宅手当、家族手当、役職手当、勤務手当、宿直・日直手当、精勤手当などの各種手当もすべて対象となります。
ただし、臨時に支払われるものや労務の対価といえないもの、3ヶ月を超える期間ごとに支給されるものは含まれません。
（年3回以下の賞与、見舞金、解雇予告手当、退職金、出張旅費、交際費、慶弔費など）

> わたしの勤めている会社は固定残業手当を
> 採用しています。
> 保険料は基本給＋固定残業手当を合わせた額を
> 標準報酬月額として保険料を計算しているようですが、
> 標準報酬月額には固定残業手当は含まれるものなのでしょうか？

蛇足です。
固定残業手当分を超えて残業した分は、しっかり残業代を払わないとダメですよ。