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強要された「いいね!」。





2013年7月29日号 (no. 733)
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---3分労働ぷちコラム---
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本日のテーマ【強要された「いいね!」。】
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■職場のFacebookは、ウザイ。



SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)という言葉は以前に比べて随分と定着してきた感じがあって、テレビのニュースや新聞でも登場するようになってきています。

2006年ごろは、mixiは知っているけど、SNSは知らないという人がいたぐらいです。mixiはmixiであって、SNSというものとは別物と思われていたのかもしれません。別の例で表現すれば、みかんは知っているけど、果物は知らないと言っているようなものですね。

実際は、mixiはSNSの1つですから、両者は別物というわけではありません。SNSというカテゴリーのなかに、mixiは入っている。


2013年の時点では、ソーシャルサービスは活況を呈していて、mixi以外にも有名なサービスがいくつもあります。よく知られているのは、Twitter、Facebook、LINEの3つでしょうか。

いずれのサービスも、自分の情報を発信したり、他の人の情報を共有したり受け取ったりできるのが特徴です。


ソーシャルサービスの利点や便利さが認知されて、個人だけでなく企業もこれを利用しているところがあります。

会社名やサービス名などでアカウントを作り、セール情報や製品に関する情報を伝えたり、アンケートなどを実施することもできるようです。


外部との接触のためのソーシャルサービスを使うようになると、今度は社内でも使ってみようかという動きが出てきます。

社内での手段連絡は、直接会って伝える、ケータイやPHSを使う、メールを送る、この3つが代表的です。

その3つに加えて、さらにFacebookやLINEを加えて、連絡手段を増やす会社があります。


Facebookは業務報告に向いているし、LINEは個別の連絡がメールよりも簡単だと思われているようで、社内での連絡手段や情報共有の手段として、この2つが組み込まれているようです。


SNSを社内で使うようになると、それを使うことを強要する雰囲気が出てくるのではないかと思います。

「Facebookをウチでも使うことになったから、みんな、チャンと活用するように」とか、「職場全員にFacebookアカウントを取得させる」とか、「これからはメールじゃなくて、連絡はLINEでします」とか。半ば強制的にSNSを業務で使うことを求められる。

「あえてそんなものを使わなくても、業務は滞りなくできているのに、、、」なんて思う人もいそうですよね。

新しい道具が登場すると、受け入れる人もいれば、反対する人もいます。最初は使っていたけれども、除々に使わなくなっていったとか。最初は反対していて使うこともなかったけど、ちょっと試しに使ってみて良さそうな感じだったので、今では毎日使っていますとか。反応は色々あると思います。

使い方次第で、便利になることもあれば、以前よりも不便になることもある。それが道具の特徴です。


職場単位でFacebookやTwitter、LINEを使い出すと、いわゆる「ソーハラ」が発生することがあります。ソーハラ、ソーシャルハラスメントの略称ですが、セクハラパワハラのように、本人が不快に感じるような状況が生じるのです。

典型的なのは、上司から友人申請されるとか、上司が自分のアカウントをフォローするとか、いわば上司からストーキングされるような状況です。

今までは、個人的に使うにとどめていて、親しい友人とか、親戚とか、そういう内輪でSNSを使っていたのに、他人である職場の人達がその輪の中にドカドカっと入ってくるのですから、良い感じに思わない人もいるでしょうね。

気軽に投稿した内容が、職場の人にチェックされて、何だか気持ち悪い。そんな気分になる人もいるのではないでしょうか。

ましてや、上司に監視されているアカウントで、日常的なことなんて投稿しにくいでしょう。職場の人は、他人ですからね。

全く面識がなくて、どこの誰かも分からない。そんな不特定の人が自分の投稿内容を見ているならば、気にしても仕方ないと思えるのですけれども、中途半端に知っている他人が自分のアカウントをチェックしているとなれば、あまりいい気分はしない。

もちろん、人の感じ方は様々ですから、職場の人に見られても構わないと思う人もいるでしょうが、すべての人がそうとは限らないので、一括りに判断はしにくいところです。


強引ではなく自然にSNS使っている限りでは、職場でSNSも悪いものとは思いませんが、強制力を発揮させた時にタチが悪いことになる。

例えば、Facebookで、上司がアップした投稿内容を読んで、いいね!ボタンを押さないと、「何でいいね!ボタンを押さないんだ。読んでないのか?」などと言われ、いいとも思わないような投稿なのに、いいね!ボタンを押して、既読状態であると伝えないといけなくなる。

既読機能としていいね!ボタンを使わせているのです。

LINEにもありますよね、既読の機能が。LINEの場合は、既読にしたら返信するというような暗黙のルールがあって、それにウンザリしている人もいるとか。


いいね!ボタン以外にも、上司の投稿は必ずチェックしてコメントをせよ、などという職場もあるのではないでしょうか。

いいね!ボタンもコメントも返信も、本人の判断でするものであって、それを強要されると、メンドクサイ、何かヤダなどと感じるものです。

作為的なコミュニケーションはぎこちないし、楽しくもない。全てが自発的である必要はないけれども、ある程度は自発性がないとコミュニケーションは続かないのではないかと思います。

こまめにSNSでの投稿内容をチェックするように求められると、休日まで仕事の情報をチェックしないといけなくなり、無賃労働が発生する原因になるかもしれない。

「SNSをチェックする=業務」と判断されかねず、賃金の支払いなどでモメる状況も発生してくるのではないでしょうか。



職場にSNSが入り込んで不快だと感じるのは、「距離感が狂うから」ではないかと思います。









■SNSの距離感。メールの距離感。



道具ありきで何かを変えようとする。これは失敗しやすい。

例えば、SNSを使えばコミュニケーションが活発になると考え、SNSを職場に持ち込む。その結果、職場のコミュニケーションは促進されるかというと、思ったような結果にはならないのではないでしょうか。

もともと活発な職場でなければ、SNSを使っても活発にはならない。これが現実だと思います。


考えてみて下さい。

人見知りする人がスマホを持っても、人付き合いが上手になるわけじゃない。
走るのが苦手な人が高級なランニングシューズを履いても、走れるようになるわけじゃない。
料理をしない人が良い包丁を手に入れたからといって、料理が上手になるわけじゃない。

これらが良い例です。

SNSで職場の何かが変わると思っていると、期待はずれになります。

もともと風通しの良い職場ならば、SNSがなくても十分にコミュニケーションは活発なはずです。


使うのはタダですから、論より証拠で、実際にSNSを職場で使ってみれば分かるはず。いかに使われないかが分かるでしょう。



利用を強要されたSNSはツマラナイものです。この手のものは、自主的にウチワの友達同士でマッタリと使うのが楽しい。全くの他人とコミュニケーションしたい人はそれほど多くはないのではないでしょうか。

何の面識もない人からの友人申請は受け付けない、そんな人もいるでしょう。


職場は「公」で、SNSは「私」。そんな分け方をしている人もいるはず。私的なテリトリーに公的な関係は入り込んでほしくない。そう思いながら、TwitterやFacebook、LINEを使う人もいるでしょうから、業務でこれらを使うのは必ずしもカンタンではなさそうです。


どうしても業務で使うというならば、業務用のアカウントを別に設けて、個人用のアカウントと切り分けるのもいいですね。業務用はダミーアカウント的に使っていけば、個人アカウントへの影響を軽減できるんじゃないでしょうか。もちろん、業務用アカウントと個人アカウントは関連させてはいけませんよ(アカウント間でフォローするなど)。繋がりから個人アカウントに到達されますからね。



組織内で情報共有や連絡をするならば、メーリングリストがベストだと私は思います。

近すぎず、遠過ぎない関係を構築できる。これがメールの良さでもあります。10年ぐらい前(もっと前かもしれない)でしょうか、「メル友」なんていう言葉も流行りましたね。メールの程よい距離感が使う人の価値観に馴染んだのかもしれません。

SNSはメンドクサイし、関係が近すぎるように感じる。友人同士や親子、そんな間柄ならばSNSもいいけれども、職場の関係でSNSはちょっと馴れ馴れしすぎるんじゃないか。そう思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。


メールならば、LINEのようにレスポンスを強要されないので、自分のペースで使える。もちろん、【要返信】とメールの件名に書かれていたならば、返信は必要なのかもしれませんが、メールの基本は一方通行です。送りっぱなし、受け取りっぱなし。これが許されるのがメールのいいところ。


mixi疲れ。
Facebook疲れ。
Twitter疲れ。
LINE疲れ。
SNS疲れ。

など、ナントカ疲れという言葉が雑誌や新聞、テレビニュースで登場しますけれども、メール疲れはありませんよね。メル友の時代にはメール疲れという概念もあったのかもしれませんが、2013年の時点ではメールに疲れる人は少ないのではないかと思います。

コメントやメッセージが来たら、即座に「レスポンスしなきゃ」と考え、スマホで返信作業をする。もう病気と言っていいぐらいの状態の人もいるのではないでしょうか。いわゆる、スマホ依存症の人ですね。

すぐに返信しないと、仲間はずれにされちゃう。そんな人もいるようで、使い方次第では、スマホは便利なんだか不便なんだか分からなくなりますね。


仲のいい人ならばSNSもいいけど、やっぱり他人とはメールがいい。距離感に違いがあるところが良い。私はそう思っています。

また、メールは、一通ごとに完結していないといけないので、LINEのように、「おはよう」、「うん、おはよう」、「今、何してる」、「寝てた」みたいに、細切れで通信しない。伝えることをスパっと伝えられるところも好きです。



ただ、メールには既読機能がないのが欠点といえば欠点かもしれない。HTMLメールを使えば、開封されたかどうかを把握できるのですけれども、メルマガでもない個人間のメールでわざわざ既読や開封状況を把握することもしないでしょう。

ちゃんと届いたのかなぁ。ちゃんと読んでくれたかなぁ。メールだとこんなことを考えないといけない。LINEには既読機能がありますから、「おっ! ちゃんと見てくれたな」と分かります。


SNSを仕事に持ち込むとなれば、労務管理でもソーハラ対策をやらないといけなくなる。

対策方法としては、ソーハラの事例を集めて、社員へ告知する。こういう場合はハラスメントですよと伝える。

例えば、上司が部下のアカウントをフォローするとか、自分のアカウントへのフォローや友人申請を強要するとか、いいね!ボタンやコメント、メッセージなどでレスポンスを強要するとか。事例は他にもあるかと思います。

どういう場合に、ハラスメントだと判定するのか。具体的な事例を示して対処するのが良いと思います。

その後、ある程度、内容が固まってきたら、就業規則に落とし込んだり、ソーシャルメディアポリシーを作成して、ソーシャルハラスメントが発生した場合、懲戒処分にすると記載する。


時代が変わると、労務管理も変わりますね。







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メールマガジン【本では読めない労務管理の"ミソ"】のご紹介


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『定額残業代残業代は減らせるのか』
『15分未満の勤務時間は切り捨て?』
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『長時間残業を減らす方法は2つある』
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『日曜日=法定休日と思い込んではいけない』
半日有給休暇半日欠勤の組み合わせはダメ?』
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本に書いていそうなんだけど、書いていない。
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※配信サンプルもあります。


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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。


タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで勤務時間を集計しないといけない。

しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては勤務時間の集計は悩みのタネですよね。

そんな悩みをどうやって解決するか。

そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。


Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。


始業や終業、時間外勤務休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。

Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
出勤簿勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。

▽    ▽   < Clockperiodの利用はこちら >    ▽    ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod20160308HT



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残業で悩んでいませんか?

「長時間の残業が続いている」
残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」

こういう悩み、よくありますよね。

ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。

法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。

とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?


毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。

例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。

仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。

でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。

「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。


『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT



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