2009年11月3日号 (no. 395)
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本日のテーマ【
出勤率8割未満の人の休暇】
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出勤率8割未満だと休暇がゼロという状態を変える。
有給休暇を取得する条件には、「勤続期間」と「
出勤率」がありますよね。
その中でも、
出勤率が8割を下回ると、その時点(6ヶ月、1年6ヶ月など)での休暇は付与されなくなります。
そこで、
出勤率が8割未満であっても、ある程度の休暇を付与しようと試みる会社もあります。
出勤率が8割を上回っていると全日数の休暇が付与されるが、
出勤率が8割を下回ると休暇がゼロになるので、その極端な状態を解消しようという思いなのでしょうね、
確かに、僅かな違いで大きな差が発生するのでしょうから、この点を変えようと思うのはあり得ることだと思います。
■フォローをする仕組みがあるのは良いけれども、、、。
では、どのような手段を用いるかというと、「
出勤率8割未満の時の休暇日数を計算する方法を決める」という手段と、「
出勤率8割未満の時の休暇テーブルを作る」という2つの手段がありますね。
前者の手段だと、「
出勤率7割以上8割未満で、標準休暇日数から30%を減らす」とか「
出勤率6割以上7割未満で、標準休暇日数から50%を減らす」という内容です。
ここで、標準休暇日数とは、
出勤率8割の条件を満たした時の休暇日数のことです。例えば、勤続期間6ヶ月時点だと10日の休暇、勤続期間1年6ヶ月時点だと11日の休暇、というときの10日や11日のことです。
この標準休暇日数から、
出勤率に応じて休暇日数を減らすわけです。6ヶ月時点で
出勤率7割以上8割未満だと、休暇は30%減ですから、7日[10日ー3日(30%)]になります。
一方、後者の手段だと、勤続期間と休暇日数をリンクさせたテーブルを新たに作るという内容になります。
標準の休暇テーブルだと、6ヶ月で10日、1年6ヶ月で11日、2年6ヶ月で12日、、、というように勤続期間と休暇日数をリンクさせたテーブルが作られていますよね。そこで、
出勤率8割未満の社員さんに備えて、このテーブルを新たに作るわけです。
例えば、
出勤率7割以上8割未満ならば、6ヶ月で7日、1年6ヶ月で8日、2年6ヶ月で9日、、、というようにテーブルを作っておき、実務の現場ではそのテーブルをあてはめて判断するわけです。
出勤率6割以上7割未満ならば、6ヶ月で5日、1年6ヶ月で6日、2年6ヶ月で7日、、、というようなテーブルを作ります。
テーブルを作っておけば、計算間違いをすることがなくなりますし、作業も楽です。
ただ、私は、仕組みというのはなるべくシンプルにしておくのが良いと思っています。
派生要素を多く織り込んでいくと、個別の事情に対応することができるのかもしれませんが、仕組みが運用しにくくなって、使う人が困ることもあり得ます。
普通に勤務していれば
出勤率が8割を下回ることは有り得ないはずですから、あえて
出勤率8割未満の人をフォローすることもないのかもしれません。
例えば、今だと、インフルエンザで休んだ人がいたら、それを
出勤率に影響させなければ数字を下げないようにできますからね。
より細かくフォローしていこうという姿勢は良いことなのですが、どこまで踏み込むかは会社ごとに判断したいですね。
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メールマガジン【本では読めない
労務管理の"ミソ"】のご紹介
内容の一例・・・
『定額
残業代で
残業代は減らせるのか』
『15分未満の
勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の
変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=
法定休日と思い込んではいけない』
『
半日有給休暇と
半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は
賃金or贈り物?』
『ケータイは仕事道具か遊び道具か』
など、その他盛りだくさんのテーマでお送りしています。
本に書いていそうなんだけど、書いていない。
そんな内容が満載。
【本では読めない
労務管理の"ミソ"】
▽ ▽ <登録はこちら> ▽ ▽
http://www.growthwk.com/entry/2008/05/26/125405?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
※配信サンプルもあります。
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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで
勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては
勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても
勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、
時間外勤務や
休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や
出勤簿で
勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
▽ ▽ < Clockperiodの利用はこちら > ▽ ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod20160308HT
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残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「
残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い
残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、
割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に
勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は
勤務時間を短く、ある日は
勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
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本日のテーマ【出勤率8割未満の人の休暇】
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■出勤率8割未満だと休暇がゼロという状態を変える。
有給休暇を取得する条件には、「勤続期間」と「出勤率」がありますよね。
その中でも、出勤率が8割を下回ると、その時点(6ヶ月、1年6ヶ月など)での休暇は付与されなくなります。
そこで、出勤率が8割未満であっても、ある程度の休暇を付与しようと試みる会社もあります。
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確かに、僅かな違いで大きな差が発生するのでしょうから、この点を変えようと思うのはあり得ることだと思います。
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では、どのような手段を用いるかというと、「出勤率8割未満の時の休暇日数を計算する方法を決める」という手段と、「出勤率8割未満の時の休暇テーブルを作る」という2つの手段がありますね。
前者の手段だと、「出勤率7割以上8割未満で、標準休暇日数から30%を減らす」とか「出勤率6割以上7割未満で、標準休暇日数から50%を減らす」という内容です。
ここで、標準休暇日数とは、出勤率8割の条件を満たした時の休暇日数のことです。例えば、勤続期間6ヶ月時点だと10日の休暇、勤続期間1年6ヶ月時点だと11日の休暇、というときの10日や11日のことです。
この標準休暇日数から、出勤率に応じて休暇日数を減らすわけです。6ヶ月時点で出勤率7割以上8割未満だと、休暇は30%減ですから、7日[10日ー3日(30%)]になります。
一方、後者の手段だと、勤続期間と休暇日数をリンクさせたテーブルを新たに作るという内容になります。
標準の休暇テーブルだと、6ヶ月で10日、1年6ヶ月で11日、2年6ヶ月で12日、、、というように勤続期間と休暇日数をリンクさせたテーブルが作られていますよね。そこで、出勤率8割未満の社員さんに備えて、このテーブルを新たに作るわけです。
例えば、出勤率7割以上8割未満ならば、6ヶ月で7日、1年6ヶ月で8日、2年6ヶ月で9日、、、というようにテーブルを作っておき、実務の現場ではそのテーブルをあてはめて判断するわけです。
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ただ、私は、仕組みというのはなるべくシンプルにしておくのが良いと思っています。
派生要素を多く織り込んでいくと、個別の事情に対応することができるのかもしれませんが、仕組みが運用しにくくなって、使う人が困ることもあり得ます。
普通に勤務していれば出勤率が8割を下回ることは有り得ないはずですから、あえて出勤率8割未満の人をフォローすることもないのかもしれません。
例えば、今だと、インフルエンザで休んだ人がいたら、それを出勤率に影響させなければ数字を下げないようにできますからね。
より細かくフォローしていこうという姿勢は良いことなのですが、どこまで踏み込むかは会社ごとに判断したいですね。
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『定額残業代で残業代は減らせるのか』
『15分未満の勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=法定休日と思い込んではいけない』
『半日有給休暇と半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は賃金or贈り物?』
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本に書いていそうなんだけど、書いていない。
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Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
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『残業管理のアメと罠』
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