相談の広場
基本的なことで申し訳ありません。
どなたか教えていただけませんか。
20年務めた方が60歳で定年退職する場合、どんな手続きが必要になりますか?パートの方の場合と正社員の方の場合の違いを具体的に教えてください。
また失業保険はいつから(待機期間)、いくらぐらい(現在の給料の何%くらい)受給できるのでしょうか。
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> 20年務めた方が60歳で定年退職する場合、どんな手続きが必要になりますか?パートの方の場合と正社員の方の場合の違いを具体的に教えてください。
総務経験者ではないので社会保険関係を中心に説明させていただきます。社内規定(退職金とか慰労金とか)はその会社ごとの規定ですので割愛します。あと源泉徴収票の発行も必要ですね。
パートの方と正社員の方で、社会保険の加入に違いがありますか?なければ手続きは同じです。
社会保険関係では、健康保険、厚生年金、雇用保険の資格喪失手続きが必要になります。
雇用保険については離職票の発行が必要です。59歳以上の場合は離職票を希望しなくても離職証明書が必要です。
退職後の手続きは基本的に個人の責任ですが、すぐに就職されるのであれば違いますが、就職されない場合は国民健康保険への加入が必要になります。ただし現在の健康保険に任意継続という形で2年間加入することも可能です。
年金については60歳過ぎていれば加入の必要はありませんが、加入期間が不足しているなどの場合は任意加入も可能です。
> また失業保険はいつから(待機期間)、いくらぐらい(現在の給料の何%くらい)受給できるのでしょうか。
雇用保険の加入状況が同じであればパートと正社員で違いはありません。
【待機期間】
定年退職では自己都合ではありませんので給付制限はなく、退職後、ハローワークで求職の手続きを行い、7日間の待機後に給付が始まります。
【給付日数】
定年退職の場合は一般の受給資格者となり、算定基礎期間(雇用保険の被保険者としてカウントされる期間)が20年以上ですと150日分支給があります。
支給は28日ごとに失業の認定が行われ、その数日後に口座に振り込まれますので、最初の振り込みは手続き後約40日ぐらいになります。
【基本手当日額】
基本的には退職前6箇月の賃金総額(ボーナスや臨時の賃金は除く)を180で割った金額(賃金日額)に上下限額が適用され、その金額により60歳以上ですと80%から45%までの比率をかけたものが基本手当の日額になります。
上限があり、また額により率が変わりますので、一概に現在の賃金の何%と言えません。賃金が少なければ率が良くて80%
、賃金が多ければ40%よりもっと少なくなることもあります。
賃金日額の早見表は、社会保険労務士の熊谷たか子先生のサイト
http://www.syaroshi-place.jp/index.html
の
http://www.syaroshi-place.jp/tool/tool.html#toolnew
にpdfファイルへのリンクがありますので、これを参考に計算されてみてください。
> 基本的なことで申し訳ありません。
> どなたか教えていただけませんか。
> 20年務めた方が60歳で定年退職する場合、どんな手続きが必要になりますか?パートの方の場合と正社員の方の場合の違いを具体的に教えてください。
> また失業保険はいつから(待機期間)、いくらぐらい(現在の給料の何%くらい)受給できるのでしょうか。
おはようございます。
追加で説明させていただきます。
健康保険の場合、定年退職で退職の場合、額が高かったりしたすると、市町村国保に加入してしまうと、保険料がかなり高額になってしまうことも考えられます。
健康保険には、任意継続という制度があります。任意継続は基本的には、会社負担分がなくなりますので、現在の保険料の2倍の保険料になりますが、組合平均が定められており、その組合平均より高額の方は、その組合平均の標準報酬月額の保険料、組合員平均以下の場合は、在籍中の標準報酬月額の保険料となります。
一度、保険料を比べてみて、任意継続が安い場合には、1年間は任意継続して下さい。
1年経過すれば、市町村国保は前年の所得が対象となりますので、給与収入等がなければ、保険料が低くなります。その状態になってから市町村国保に加入するという方法もあります。
参考までに。
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