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時給1,000円超えの飲食店だって? コレ本当?





2014年5月17日号 (no. 828)
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http://www.soumunomori.com/profile/uid-20903/





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---3分労働ぷちコラム---
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本日のテーマ【時給1,000円超えの飲食店だって? コレ本当?】
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■人員不足で時給アップするお店。


 某飲食店では、人が足りず、時給をアップさせ、人材募集の条件で時給1,000円を提示しているお店もあるようです。2014年5月時点では、小売や飲食の業界では人が足りないとニュースで報道されることもありますが、1,000円まで時給を上げるというのは前代未聞です。

 私もチェーン展開する飲食店学生の頃に働いた経験がありますが、思っているイメージと実際に働いた経験ではずいぶんと違いがありました。

 開店準備のために、掃除をして、仕込みをして、お店を開ける。お客さんが来たら入り口まで迎えて、席に案内し、お冷を出す。注文を受けて、調理場に伝える。そして、料理ができたら、テーブルまで運ぶ。お客さんが帰るときは、お会計をして、送り出す。その後は、食器を下げて、洗う。これらはあくまで仕事の一部で、他にも多種多様な仕事が飲食店にはあります。

 お店によっては、人が足りず1人ですべての作業をこなすところもあるようですが、そういうお店だと人がいなくなり、時給1,000円ぐらいを提示して人を集めないといけなくなるのかもしれませんね。

 飲食店は時間帯によって繁閑の差があり、忙しい時はてんてこ舞いになるほどですが、アイドルタイムに入ると、お客さんはほぼゼロになります。お昼の11:30から13:00頃まではお客さんは多く、13:00から14:00まではパラパラという程度で、14:00から17:30まではお客さんはほとんどゼロ。そんな飲食店がほとんどではないでしょうか。

 だから、いわゆる「ワンオペ(1人で全ての作業を行う状態)」は、アイドルタイムに限れば、多くのお店であり得る状況だと思います。

 とはいえ、飲食店で時給が1,000円を超えるなんて、私の感覚からすると異常です。学生時代、飲食店の時給は750円とか高くても850円ぐらいだったので、1,000円という条件は聞いたことがないです。





■「おとり求人」で人を集める会社。


 しかし、時給1,000円といっても、ずっと1,000円とは限りません。例えば、入社して6ヶ月間だけという条件かもしれないし、ほとぼりが冷めたら契約を更新して時給850円に変更することもあり得る(6ヶ月ごとに契約を更新するなど)。だから、単純に時給1,000円と言われても、実際に書面で雇用条件を見てみないと分かりません。

 私が大学生の頃、飲食店の仕事ではなかったですが、時給1,250円という仕事がありました。募集段階では1,250円だったのですが、2ヶ月目からは1,000円に変更されていました。その職場は、以前に務めていた(大学3年の頃)ことがあって、一度退職して戻った(大学4年の頃)形だったのですが、戻る段階では契約書を作成しておらず、口頭だけで時給1,250円だと説明を受けていて、契約上の時給は1,000円だったのかもしれません。以前に務めていたときは、契約書を作成していて、そのときの条件は時給1,000円でしたので、あくまで臨時募集という名目で1ヶ月だけ時給1,250円だったのかもしれません。

 契約初月だけ時給1,250円だとは説明を受けていなかったので、私はずっとそのままだと思っていたのですが、実際はそうではなかったですね。

 
 いわゆる「羊頭狗肉の募集条件」というのは他にもあって、募集条件で示されていた勤務時間や給与、勤務場所や週勤務日数などが実際に働いてみると違っていたりします。

 「土日勤務無し」と募集条件に書かれていたのに、実際は土曜日か日曜日のいずれかは出勤日になっているとか。「残業なし」と提示されていたのに、実際は毎日30分程度の残業があるとか。このように、募集条件と実際の勤務実態にズレがあることは珍しくありません。

 「時給800円〜1,050円」と書かれていたのに、実際は全員が時給800円で働いているとか、よくありますよね。


 最近だと、ハローワークの求人情報が実態と違っていたというクレームが平成24年度には7,783件ありました。1日あたりに換算すると、毎日20件ほどのクレームがあるということです。

 ハローワークでの求人票と実際の労働条件が異なる場合の対策を強化します
 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000040696.html

 賃金に関すること、就業時間、選考方法・応募書類、これらに関することが多いようです。

 賃金だと、例えば、基本給残業代が含まれていたとか、営業手当に残業代が含まれていたという申し出がありそうですね。就業時間に関する内容だと、始業時間は10:00なのに、実際は9:30までに出勤するように求められているとか、終業のあとに掃除をさせられているという内容が想定できます。他には、応募書類を返却してくれないという相談もありそうです。

 いわゆる「おとり求人」で人を騙して集めても、そういう人はすぐに辞めてしまいますから、結局は高くつくのがオチです。





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メールマガジン【本では読めない労務管理の"ミソ"】のご紹介


内容の一例・・・
『定額残業代残業代は減らせるのか』
『15分未満の勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=法定休日と思い込んではいけない』
半日有給休暇半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は賃金or贈り物?』
『ケータイは仕事道具か遊び道具か』

など、その他盛りだくさんのテーマでお送りしています。

本に書いていそうなんだけど、書いていない。
そんな内容が満載。



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※配信サンプルもあります。


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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。


タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで勤務時間を集計しないといけない。

しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては勤務時間の集計は悩みのタネですよね。

そんな悩みをどうやって解決するか。

そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。


Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。


始業や終業、時間外勤務休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。

Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
出勤簿勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。

▽    ▽   < Clockperiodの利用はこちら >    ▽    ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod20160307HT



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残業で悩んでいませんか?

「長時間の残業が続いている」
残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」

こういう悩み、よくありますよね。

ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。

法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。

とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?


毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。

例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。

仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。

でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。

「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。


『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160307HT



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