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年金はなぜ分かりにくいのか

2008年10月19日号



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■3分労働ぷちコラム
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本日テーマ【年金はなぜ分かりにくいのか】
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■原因は、厚生年金


なぜ、年金は分かりにくいのか。
その原因は、厚生年金が存在するということにあります。


【5,812/1,000や7,125/1,000などの、老齢厚生年金の金額を計算する時に使う妙な給付率】
基礎年金拠出金による、基礎年金との財政調整】
基礎年金厚生年金境界線の曖昧さ】
【加算の仕組みの多さ(子、配偶者の加算。経過的加算中高齢寡婦加算など)】
国民年金と財源が連動している】



このように、制度を複雑にする要素が厚生年金には多くあります。


また、年金の支給開始時期も、厚生年金はバラバラです。

厚生年金には、特別支給の老齢厚生年金という仕組みがあり、加入者の生年月日
によって、年金の支給開始が60歳~65歳の間で決まります。

つまり、あの人は60歳から、その人は63歳から、この人は65歳から、という
ように個人間で違うのです。

こうなると、もう一種の「カオス」ですよね。


一方、国民年金は、保険料も年金額も予想しやすく、制度の仕組みも厚生年金
比べて、ずっとシンプルです。




国民年金に一本化。


厚生年金制度を段階的に縮小し、国民年金制度を拡張の上、国民年金に一本化する
のが理想ではないでしょうか。一方で、厚生年金は最終的に廃止するということ。


現行の国民年金だと、支給額が少ないですので、制度を拡張する必要があります。

国民年金に一本化すれば、保険料も支給額も、ほぼ定額化するので、最低保障部分
を設ける必要も薄れるでしょう。


人は常に、「分かりにくさ」を嫌うものですから。
どうしても、厚生年金は嫌われる仕組みになっているのでしょうね。

所得などの個人事情を勘案する制度は凄く複雑になるものだ、と改めて感じます。








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タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
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作業する人にとっては勤務時間の集計は悩みのタネですよね。

そんな悩みをどうやって解決するか。

そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。


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集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。


始業や終業、時間外勤務休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。

Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
出勤簿勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。

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残業で悩んでいませんか?

「長時間の残業が続いている」
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「残業が減らない」

こういう悩み、よくありますよね。

ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。

法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。

とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?


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例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。

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でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。

「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。


『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT



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