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社労士認証制度09 基本給・手当金額等の基準を定めているか?

こんにちは。社会保険労務士の田中です。

東京では昨日から雨が降り、肌寒い日となっています。
季節の変わり目、しっかりと健康管理をしてください。

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当所では「社労士診断認証制度」を推奨しています。
(当所のHP該当ページ↓)
https://www.tanakajimusho.biz/shindan

社労士診断認証制度」は「全国社労士会連合会」が認証しており、
会社が「ホワイト企業」であることの証明となります。

社労士診断認証制度」は次の3タイプがあります。
(1)職場環境改善宣言企業
(2)経営労務診断実施企業
(3)経営労務診断適合企業

認証を得るためには、それぞれ次のシートにある
要件を満たす必要があります。
(1)は「職場環境改善宣言確認シート」(20項目)
(2)と(3)は「経営労務診断確認シート」(51項目)

本コラムではこれら合計71項目について、
認証を受けるための範囲にとどまらず、
実務上の留意点を含めて解説してまいります。


第9回目の解説は「職場環境改善宣言確認シート」
『4 賃金
   9 基本給・手当金額等の基準が定められている 』 です。


☆☆☆☆ どの程度で「定められている」といえるのか?  ☆☆☆☆

明確な基準がないだけに、難しい問いかけです。
「社長の頭の中で定められている」では駄目でしょう。
(実際の小規模企業では少なくないと思います。)

年齢や勤続年数 または 職務能力などの基準と金額が紐づいている事を
規程やルールなどの文書で明記してあり、実際にそれに従って従業員
給与が1年に1回程度、見直されている。

と、この程度であれば「定められている」と言ってもよいでしょう。
また、少なくとも正社員が10人を超えるような会社であれば、
この程度は整えて頂きたいところです。

自社の昇給ルールが分かっていれば、それだけ仕事に対する
モチベーション(意欲・士気)が高くなるものだと考えます。


☆☆☆☆ 「基本給」と「手当」では定めの難易度が違う ☆☆☆☆

金額の決定方法を決める際に、「基本給」と「手当」ではその難易度が
大きく異なります。

基本給」は金額も大きく、従業員の生活に及ぼす影響も大きいです。
「手当」も大切なものではありますが、基本給ほどは金額が大きくなく、
性質的にもより機械的に決定することができるでしょう。

例えば「家族手当」であれば、家族1人につき○○円、
資格手当」であれば、社内(または国家・民間)資格の△△につき○○円、
「技能手当」であれば、社内等級ごとに金額が定まっている、
などで決定しやすいものと思います。


☆☆☆☆ 賃金テーブルの設定は必要か?  ☆☆☆☆

正社員が10人を超え、さらに会社の規模拡大を求めるのであれば、
給与制度の整備の一環として、賃金テーブルも必要となります。
(但し、会社の規模拡大 = 会社の成長 ではないと思います。)

職能給制度を取るならば、資格等級を6つ程度に分け、
それぞれの職務基準も明記、等級ごとの基本給
評価や勤続年数にリンクする号俸を設定、となります。

ただし、社労士診断認証制度の範囲内であれば、
賃金テーブルまでは必要ないと考えます。
繰り返しとなりますが、以下が必要でしょう。

『年齢や勤続年数または職務能力などの基準と金額が紐づいている事を
規程やルールなどの文書で明記してあり、実際にそれに従って従業員
給与が1年に1回程度、見直されている。』

但し、企業規模に合った給与制度があります。
あまり複雑・精緻なものは運用できなくなるおそれがあります。
自社に合った使いやすい、そしてシンプルな制度を作ることをお奨めします。


今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。(2021.10.27)


【 今までご紹介した社労士診断認証制度 】

1 就業規則労働者が10人未満でも職場ルールは整備した方が良いです。
https://www.soumunomori.com/column/article/atc-175610/

2 育児・介護休業規程を定めるときのポイント2つ。ひな形を活用せよ。
https://www.soumunomori.com/column/article/atc-175630/

3 ハラスメントに対応するルールは何を定めるか?
https://www.soumunomori.com/column/article/atc-175640/

4 始業から終業までの時間管理
https://www.soumunomori.com/column/article/atc-175679/

5 36協定を締結して労基署に届け出ていますか?
https://www.soumunomori.com/column/article/atc-175704/

6 長時間労働とならない取り組みをしていますか?
https://www.soumunomori.com/column/article/atc-175718/

7 年次有給休暇を正しく付与していますか?
https://www.soumunomori.com/column/article/atc-175765/

8 従業員が年休の付与日数と残日数を知っていますか?
https://www.soumunomori.com/column/article/atc-175777/

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