2010年3月1日号 (no. 513)
バックナンバーはこちら
(
http://www.soumunomori.com/profile/uid-20903/)
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
---3分労働ぷちコラム---
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
本日のテーマ【10人未満の会社の就業規則を届け出る】
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■作らなくても良いし、届け出なくてもよい。
10人以上の社員がいる会社では、就業規則を作って、その就業規則を労働基準監督署に届け出ることはご存知の通りです。
本文を作り、意見書を作り、届け出るわけですね。
ただ、10人以上ではない会社では、就業規則を作らないこともあります。
作る義務が無いので作らないし、作っていないので届け出ることもないのですね。
確かに、どのように作ればいいのか分からないでしょうし、なるべくならば作らずに済ませたいと思うはず。作って何の意味があるのかと思う人もいるでしょうね。
もし就業規則を作ったとしても、飾りのようになってしまい、現場では就業規則で決めた通りに管理されていないこともあるでしょう。
兼業禁止と書かれていても、何らの支障(許可など)無く兼業できていたりすることもあるでしょうし、他にも、変形労働時間制度について就業規則に書いていないのに、変形労働時間制度を採用していたりすることもあるでしょうね。
■作っても良いし、届け出てもよい。
しかし、10人未満の会社だからといって、「就業規則を作ってはいけない」わけではないですし、「作った就業規則を届け出てはいけない」わけでもありません。
社長や役員を含めて8人の会社でも就業規則を作っている会社もありましたし、創業後すぐに作る会社もありますよね(いずれも少ないですけれども)。
もちろん、自主的に規則を作っている会社もあるでしょうし、何らかの理由(業務の入札とか、取引上の理由でやむなく)で作っている会社もあるでしょう。
上場を控えている会社だと、今まで規則など意識していなかったのに、急に規則や規定が作られはじめたりしますよね。また、上場した後は、さらに何かとガチガチと規則なり規定なりルールなりが増えて、規則!規則!規則!の環境になっていくはず。
話を戻すと、10人未満の会社であっても、就業規則を作っても良いし、作ったその就業規則を労働基準監督署に届け出ても良いです。
なにも、作ってはいけないわけではないし、届け出てはいけないわけでもないです。
ちなみに、作成義務の無い就業規則は、「就業規則に準ずるもの」として扱われるようです。
もちろん、「就業規則に準ずるもの」と扱われたからといって、就業規則よりも効果が薄いとか、重要度が低いわけではありません。便宜上、「就業規則に準ずるもの」と名付けているだけです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
メールマガジン【本では読めない労務管理の"ミソ"】のご紹介
内容の一例・・・
『定額残業代で残業代は減らせるのか』
『15分未満の勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=法定休日と思い込んではいけない』
『半日有給休暇と半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は賃金or贈り物?』
『ケータイは仕事道具か遊び道具か』
など、その他盛りだくさんのテーマでお送りしています。
本に書いていそうなんだけど、書いていない。
そんな内容が満載。
【本では読めない労務管理の"ミソ"】
▽ ▽ <登録はこちら> ▽ ▽
http://www.growthwk.com/entry/2008/05/26/125405?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
※配信サンプルもあります。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、時間外勤務や休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や出勤簿で勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
▽ ▽ < Clockperiodの利用はこちら > ▽ ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod20160308HT
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃Copyright(c) 社会保険労務士 山口正博事務所 All rights reserved
┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃
┃
┃■山口社会保険労務士事務所
┃
http://www.growthwk.com?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
┃
┃■ブログ
┃
http://blog.ymsro.com/?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━