2016年4月1日号 (no. 919)
3分労働ぷちコラム バックナンバーはこちら
(
http://www.soumunomori.com/profile/uid-20903/)
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
---3分労働ぷちコラム---
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
本日のテーマ【喫煙者が給与ドロボウなのではなく、
休憩が少ないのが原因。】
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■
休憩じゃない、小休止だ。
「タバコ
休憩組は時給ドロボウ」 横浜市の「是正」取り組み受け、議論再燃
http://news.livedoor.com/article/detail/11359926/
私は喫煙しないので、喫煙者の気持ちが分からない部分もありますけれども、喫煙者と非喫煙者の差というのは
労務管理でも問題になりますね。
喫煙しない人は
休憩時間に
休憩するだけですが、喫煙者の場合は「ちょっと一服」と言ってちょくちょくと「小休止」します。小休止というのがクセモノで、
休憩ではないが、ちょっと一息つく時間のように扱われています。
辞書では、小休止は、「少し休むこと。こやすみ」と定義されています。一方、
休憩は、「何かを行なっている途中で,少しの間休むこと」と定義されています。
少し休むという点では同じで、辞書の定義では違いが分かりませんね。しかし、職場では、
休憩時間は
勤務時間ではないものの、小休止は
勤務時間として扱われています。
そのため、喫煙しない人にとっては、「喫煙する人は
休憩が多い」と思えてしまうのですね。
一方で、喫煙する人の立場だと、「ちょっと一服するぐらい、いいじゃないか」と思える。飲み物を飲むための小休止やトイレに行くための小休止もありますから、それと似たようなものと考えているフシもあります。
休憩時間に限って喫煙すればいいとも考えられますが、それも確かにもっともですけれども、それでも小休止して喫煙する人がいます。
■
休憩が少ないと感じませんか?
法律では、6時間勤務で45分。8時間勤務で1時間の
休憩があります。
この
休憩時間ですが、どうも少ないのではないでしょうか。長年、
労働基準法で変わることの無い
休憩の規定ですので、これが当たり前だと考えてしまいますが、人間の集中力はすぐに切れるものです。
学生の頃は、45分で10分の
休憩があり、大学だと90分で10分の
休憩があります。高校までは45分で
休憩が入るのですが、なぜか大学に行くと授業時間が倍になります。
90分ごとに
休憩だと、途中で集中が途切れます。50分ぐらいでアクビが出て、70分で「今日のお昼ゴハンは何にしようか」などと考えている。
集中力を維持するには、45分区切りは結構良かったのだと大学生の頃に思ったものです。
人間が集中できる時間は45分だとすると、職場でもこれぐらいの間隔で
休憩を入れこむほうが良さそうです。
45分で15分
休憩だと多すぎるならば、1時間あたり15分が
休憩とか2時間で15分とか、
勤務時間と
休憩をどのように配分するかは自由です。
仮に1時間毎に
休憩を入れるとなると、8時間勤務の場合、7×15 = 105分となります。終業時点で
休憩は不要ですので、合計7回の
休憩が入ります。途中で昼
休憩があるなら、さらに1回減らして、合計6回でもいいですね。
15分
休憩が6回だとすると、90分になりますから、その時間の分だけ終業時刻を後ろにズラすと
所定労働時間を確保できます。もちろん、終業時刻ではなく、
始業時間を早めて調整するのもいいし、両方でもいいでしょう。
これだけ
休憩が入れば、喫煙のために小休止は必要ありませんし、喫煙しない人もブレイクタイムを入れられるので、良い方法です。
喫煙タイムが気になるならば、小刻みな
休憩を増やして対処してみてはいかがでしょう。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
メールマガジン【本では読めない
労務管理の"ミソ"】のご紹介
内容の一例・・・
『定額
残業代で
残業代は減らせるのか』
『15分未満の
勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の
変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=
法定休日と思い込んではいけない』
『
半日有給休暇と
半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は
賃金or贈り物?』
『ケータイは仕事道具か遊び道具か』
など、その他盛りだくさんのテーマでお送りしています。
本に書いていそうなんだけど、書いていない。
そんな内容が満載。
【本では読めない
労務管理の"ミソ"】
▽ ▽ <登録はこちら> ▽ ▽
http://www.growthwk.com/entry/2008/05/26/125405?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160401
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで
勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては
勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても
勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、
時間外勤務や
休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や
出勤簿で
勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
▽ ▽ < Clockperiodの利用はこちら > ▽ ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod20160401
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「
残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い
残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、
割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に
勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は
勤務時間を短く、ある日は
勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160401
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃Copyright(c)
社会保険労務士 山口正博事務所 All rights reserved
┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃
┃
┃■山口
社会保険労務士事務所
┃
http://www.growthwk.com?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160401
┃
┃■ブログ
┃
http://blog.ymsro.com/?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160401
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2016年4月1日号 (no. 919)
3分労働ぷちコラム バックナンバーはこちら
(
http://www.soumunomori.com/profile/uid-20903/)
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
---3分労働ぷちコラム---
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
本日のテーマ【喫煙者が給与ドロボウなのではなく、休憩が少ないのが原因。】
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■休憩じゃない、小休止だ。
「タバコ休憩組は時給ドロボウ」 横浜市の「是正」取り組み受け、議論再燃
http://news.livedoor.com/article/detail/11359926/
私は喫煙しないので、喫煙者の気持ちが分からない部分もありますけれども、喫煙者と非喫煙者の差というのは労務管理でも問題になりますね。
喫煙しない人は休憩時間に休憩するだけですが、喫煙者の場合は「ちょっと一服」と言ってちょくちょくと「小休止」します。小休止というのがクセモノで、休憩ではないが、ちょっと一息つく時間のように扱われています。
辞書では、小休止は、「少し休むこと。こやすみ」と定義されています。一方、休憩は、「何かを行なっている途中で,少しの間休むこと」と定義されています。
少し休むという点では同じで、辞書の定義では違いが分かりませんね。しかし、職場では、休憩時間は勤務時間ではないものの、小休止は勤務時間として扱われています。
そのため、喫煙しない人にとっては、「喫煙する人は休憩が多い」と思えてしまうのですね。
一方で、喫煙する人の立場だと、「ちょっと一服するぐらい、いいじゃないか」と思える。飲み物を飲むための小休止やトイレに行くための小休止もありますから、それと似たようなものと考えているフシもあります。
休憩時間に限って喫煙すればいいとも考えられますが、それも確かにもっともですけれども、それでも小休止して喫煙する人がいます。
■休憩が少ないと感じませんか?
法律では、6時間勤務で45分。8時間勤務で1時間の休憩があります。
この休憩時間ですが、どうも少ないのではないでしょうか。長年、労働基準法で変わることの無い休憩の規定ですので、これが当たり前だと考えてしまいますが、人間の集中力はすぐに切れるものです。
学生の頃は、45分で10分の休憩があり、大学だと90分で10分の休憩があります。高校までは45分で休憩が入るのですが、なぜか大学に行くと授業時間が倍になります。
90分ごとに休憩だと、途中で集中が途切れます。50分ぐらいでアクビが出て、70分で「今日のお昼ゴハンは何にしようか」などと考えている。
集中力を維持するには、45分区切りは結構良かったのだと大学生の頃に思ったものです。
人間が集中できる時間は45分だとすると、職場でもこれぐらいの間隔で休憩を入れこむほうが良さそうです。
45分で15分休憩だと多すぎるならば、1時間あたり15分が休憩とか2時間で15分とか、勤務時間と休憩をどのように配分するかは自由です。
仮に1時間毎に休憩を入れるとなると、8時間勤務の場合、7×15 = 105分となります。終業時点で休憩は不要ですので、合計7回の休憩が入ります。途中で昼休憩があるなら、さらに1回減らして、合計6回でもいいですね。
15分休憩が6回だとすると、90分になりますから、その時間の分だけ終業時刻を後ろにズラすと所定労働時間を確保できます。もちろん、終業時刻ではなく、始業時間を早めて調整するのもいいし、両方でもいいでしょう。
これだけ休憩が入れば、喫煙のために小休止は必要ありませんし、喫煙しない人もブレイクタイムを入れられるので、良い方法です。
喫煙タイムが気になるならば、小刻みな休憩を増やして対処してみてはいかがでしょう。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
メールマガジン【本では読めない労務管理の"ミソ"】のご紹介
内容の一例・・・
『定額残業代で残業代は減らせるのか』
『15分未満の勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=法定休日と思い込んではいけない』
『半日有給休暇と半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は賃金or贈り物?』
『ケータイは仕事道具か遊び道具か』
など、その他盛りだくさんのテーマでお送りしています。
本に書いていそうなんだけど、書いていない。
そんな内容が満載。
【本では読めない労務管理の"ミソ"】
▽ ▽ <登録はこちら> ▽ ▽
http://www.growthwk.com/entry/2008/05/26/125405?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160401
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、時間外勤務や休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や出勤簿で勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
▽ ▽ < Clockperiodの利用はこちら > ▽ ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod20160401
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160401
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃Copyright(c) 社会保険労務士 山口正博事務所 All rights reserved
┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃
┃
┃■山口社会保険労務士事務所
┃
http://www.growthwk.com?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160401
┃
┃■ブログ
┃
http://blog.ymsro.com/?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160401
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━