2009年9月28日号 (no. 359)
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---3分労働ぷちコラム-------------
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本日のテーマ【有給休暇は"過去の"実績で付与の内容を決める】
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■もうすぐ退職だから、契約終了だから、有給休暇はないというわけにはいかない。
「今月に有給休暇が付与されるけれども、来月には退職するから休暇はなし(もしくは日数を減らす)」
「今月に有給休暇が付与されるけれども、来月には雇用契約が終了するから休暇はなし(もしくは日数を減らす)」
退職や契約終了の場面になると、上記のような考えを抱く方がいらっしゃいますね。
退職することが確定しているから、とか、雇用契約が終了することが確定しているからという理由で、休暇の内容を調整しようという目的のようです。
確かに、辞めることが確定しているとなると、休暇の付与について調整したいと思うのが普通なのもしれません。
ただ、将来の雇用内容を前提に、休暇の内容を決めることは可能なのでしょうか。
■将来を考慮してはいけない。
通常、勤続年数や出勤率で休暇は付与されるのですが、この2つの数字はいずれも過去の数字です。
つまり、"過去の"数字に基づいて休暇の内容は決まるのですね。
となると、"将来的に"退職するとか、雇用契約の期間が満了になるという理由で休暇の内容を決めるわけにはいかないですよね。つまり、未来の要素に基づいて休暇の内容が決まるわけではないということ。
ゆえに、休暇が付与された後に退職する(もしくは、雇用契約が満了する)ことが確定していても、その点については考慮してはいけません。
もうすぐ退職するのだから休暇はなしとか、もしくは休暇を減らすというのはダメです。
この問題は、契約社員の雇用契約でよく扱われています。
つまり、契約が終了することが確定している状況で、休暇を与えるべきかどうかと悩むようです。
しかし、悩むことはあれども、有給休暇を付与するかどうかの場面では、「過去を考慮するのであって、未来は考慮しない」というルールを守らなければいけませんね。
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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、時間外勤務や休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や出勤簿で勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
▽ ▽ < Clockperiodの利用はこちら > ▽ ▽
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残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
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